いろいろポンコツなぢぢぃ | basser-t-0407さんのブログ

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他になあぁ~んにもする事がない時、お立ち寄りください。

こんばんは。


すっかり日が延び、目覚めた時は既に明るく、仕事終わりの頃もまだ明るいという事実に何か落ち着かない者です。


そうだよな、春の彼岸からほぼひと月経ち、GWがもうすぐだもの。

かつてならこの時期は週末が待ち遠しく、釣りに行きたくて行きたくて行きたくて常時浮き足立っていたもんだけれど…。


昨日はスーパードクターにブロック注射をブッスリと打っていただいてまいりました。「痩せなきゃダメだよ」とこの上ないアドバイスをいただくとともに(涙)。

前回受診時(1月末)に予約したのは次の土曜だったのだけれど、先日クリニックから電話があり、「1週早く診療可能となりましたけどいかがですか?」と。GW初日よりはいいかな、と思い「お願いします」。

としたものの、その27日には結局その後歯科医の予定を入れることとなっちゃうんだけど(近所だから費やす時間は8分の1くらいではある)。

でね、スーパードクターのクリニックからの連絡でスマホが振動したとき、オイラは耳鼻咽喉科クリニックの待合室にいたのであります。あっちこっちポンコツだな、ぢぢぃっ。もう笑うしかない。


♫ぼ〜くぼ〜く笑っちゃいます


とまぁオイラ自身あちこちあかんところへ、同居の義母がこれまた状態がよろしくなく、世話をしているカミさんもしんどそうである。

義母がなかなか難物で(我が強く思ったことをすぐ口にする)、そのDNAを引き継ぐカミさんとは当然なにかと衝突、カミさんのストレスは高まる、と。




そんなこんなで、クルマを買い換えるためにディーラーに行く予定が延び延びになってしまっているオイラ。

2月末の車検の際、「買い換えようかと」と口にしたら、ディーラーの担当者氏は勇んで見積りを。で、4月にマイナーチェンジを控えていたカローラシリーズについては「カタログ更新時にご案内します」となっていた。

で、マイチェン情報が入ってきたんでしょう、「いついらっしゃいますか?」。

「3月中に行くつもりが動けなくなった」とメールのやり取りをしたけど、4月に入っても動かずにいるから「どうしたんだろ?」と思われてるだろうな。申し訳ないです。


さて、ふた月前トヨタのディーラーでざっくりと説明を受けた現在のカローラに、オイラはちと、いや大いに驚かされました。

カローラといったら、購買層はかつてのパブリカ(=パブリックカー。ネーミングから凄いね)とイコールの「大衆車」の代名詞だった。途中から販売系列で分かれた兄弟車スプリンターともども、誰でも手が届く「国民的大衆車」として、半世紀以上市場にあったわけです(カローラとスプリンターの生産台数を合わせるとひとつの自動車メーカー分に匹敵する、といわれるくらい)。

しのぎを削ったライバルは日産サニー。ディーラー細分化でいっときは兄弟姉妹車をやたらと派生させてたけど、こちらは既にない。

そして現行カローラは遂に3ナンバー化。カローラがですよ、あーた。より小振りなコンパクトカーが増えたことによりそのポジションを押し上げられ、大衆車というイメージはどっかへ行ってしまったのである。価格的にも、ね。純商用車専用扱いとなったアクシオとフィールダー(小栗旬やキムタクがCMやってたクルマですぜ、ダンナ)は先代モデルのまま(ハイブリッドは導入されたが、ガソリン車は1,500ccのみにダウングレード)命脈を保っているが、いつまで生産されるやら。


…バブル崩壊後の平成の大不況下、クルマが売れず、カンフル剤としてチャイルドシート義務化(大悪法)を注入、乳幼児を抱えたユーザーが仕方なく購入することとなったミニバンにより蘇生した自動車産業。その副作用はかなりのもので、大衆車からハイソカーまで、セダンやクーペがほぼ根こそぎ姿を消していった。

ふと気が付けば、サニーもスプリンターも既になく、コロナブルーバードマークⅡを承継したXも消えた。セルシオマジェスタへと繋いだが6年前、シーマも昨年遂にドロップ(生産終了)。ソアラやレパードやプレリュードなんざ、あったなぁそんなの、である。その場しのぎで目先のゼニを求めるから、ほら見ろ若者は「クルマも子供も要らない」ってなっちまったよ(爆笑)。


そして各社ともファミリーユースとしてデフォルト化したミニバン。タウンエースの進化系ノア/ボクシー(トヨタ)、セレナ(日産)、ステップワゴン(ホンダ)は安定して売れているようである。余裕のある人はアルファード

トヨタの「天才タマゴ」エスティマは欧米仕様からダウンサイジングしてもデカかったせいかその評価に反し消えてしまったが、ドレスアップミニバンの嚆矢となったホンダオデッセイは今もドロップしていない。5ナンバーでデビューしたのにオデッセイに対抗しようと3ナンバー化させたイプサムは玉砕。他方、ストリームを駆逐すべく出てきたウィッシュはその使命を果たしたものの自身もドロップ。


そして昨今はやたらめったらな3ナンバー化。かつての5ナンバーミニバンがその用途性からデカくなるのは自然かとは思う。でもね、カローラを3ナンバー化って何?と思ってしまうんだな、正直。

オイラはぢぢぃだから、排気量によらない「3ナンバー」ってそもそもピンとこない。この15年くらいかな、オーバー2000ccエンジン搭載でもないのに車幅だけ拡げて3ナンバーっていうクルマが溢れ出した。下手すると同一車種で車内スペースはそのまま「エアロ」のためだけのオーバーフェンダーで差別化サイズアップなんてのもザラ(ウィッシュにもあった)。たしかに今のエンジンはかつてのそれとは違うから、パワートレイン的にはいけちゃうんだろうけどね。

そして今、街を走るクルマはと見れば、ミニバン、コンパクトカー、サイズは大小多々あれど目に付くSUV(街乗りでほとんどオフロードになんか行かないんだろうけどw)、そして軽。セダンを見なくなりましたねー。タクシーでさえミニバンが増えてて。トヨタはプリウスを「セダン」としてるようだけど、これまたピンと来ない。


11年乗ってるオイラの愛車は、トヨタウィッシュ。既に2017年ドロップしている。その前に乗ってたのは日産リバティ(大元はプレイリー)である。こちらも今はない。どちらも5ナンバーで、車高のないミニバンである。

もちろんニーズがなくなった故にともに市場から消えた車種なんだけれど、オイラにとっては実に使い勝手のよいクルマなのであり、あったのです。

↑日産「リバティ」

↓トヨタ「ウィッシュ」

何より取り回しが楽。車幅はもちろん、短い車長(ホイールベース)は、我が家周辺の細くうねった元々は農道を走るのも苦にならず、これまた狭い我が家のカーポートにもすんなり収まった。リアハッチの開閉は特にネックになっちまうしね。そしていざというときだけ稼働できればよい3列目シート、と。


今、このサイズのミニバンは、ない。「5ナンバーのミニバン」という枠だけで言えば、トヨタシエンタとホンダフリードの2車種となる。

これがね、あまりにもコンパクト化重視で、発想が軽ワゴン寄りというか…。シャシーを詰め、でも広さは欲しいからその分背が高くなり、2・3列目シートの構造も変に特殊(シエンタは3列目シートを2列目シートの下に潜り込ませて畳む。フリードはこのクラスなのに三列目は左右へ縦に跳ね上げ。これを知ったときはウッソだろって思った)。

シエンタの場合、先代の「モミアゲ・アゴヒゲ」デザインにオイラは馴染めなかった。フィアット・パンダをパクったといわれる現行モデルのデザインもなんかねぇ。バンパーやフェンダー、果てはドアの下部にまでわざわざ黒い樹脂製の部分をぶち込んだデザイン、うううううぅ〜ん、である。

↑先代シエンタ。今見るとなかなか可愛い。

↓現行シエンタ。どうしてこんなに樹脂部分を増やしたのか…。むしろない方がコストも下がるはずだよねぇ。


あと今ボディカラーが変なことになって来てません?メタリックじゃないグレー、ベージュ、アーバンカーキってなんだ?なんか、戦車みたいなのね、オイラには(笑)。

流行り廃りを仕立てなきゃ次が売れない、というもの作りの理屈は分かる。だからクルマのボディは丸と四角を行ったり来たりする。

色も、ここんとこしばらく「'70年代か?」みたいなカラーが復活してた。アオカナブンみたいなグリーンメタリック、カナブンみたいな茶メタ。ひと頃の女性の細眉といっしょで、オイラには懐かしくも古臭かった。新しかったのはルアーでいうチャートリュースみたいな蛍光黄緑。あれは目が覚める。悪いことできないね。


あと、インパネ中央に突き出すディスプレイオーディオ、あれもどうなんですかね。安全補助システムが充実してるから視野を狭めてもOK?それはないよね。モニターのみ見ながら運転するわけでもないし。


そしてもう20年も経ってたらしいけど、スペアタイヤ搭載義務の廃止(かつては積んでなきゃ車検を通らなかった)。

今のクルマ買う際、パンク修理キット(タイヤに接着剤を流し込みポンプで空気を注入する、なんかオモチャみたいなヤツ)が標準で、スペア(てか緊急用)タイヤはオプションだった。オイラは迷わずタイヤをチョイス。

今は道路事情がいいからパンクは滅多に起こらない、ってのがメーカー側の理屈らしいけど、デフォルトの修理キットはタイヤ側面に開いた傷には対応できない。すべてのパンクが釘を1本踏み抜いただけのものとは限らないのに、である。

ちなみにオイラ、40年間で5台のクルマに乗って来たが、過去9回パンクを経験し、その9回、ジャッキアップとタイヤ交換をしている。5年に一度以上の頻度である。そのうち2回は、タイヤ側面が裂けたバースト。そう、修理キットでは対応不能なヤツ。オイラは釣りにも行くし、街中の舗装路のみを走るわけではない。

ネットにも、出先で修理不能なパンクをし、途方に暮れた体験談がそこここに。

しかるに、なぜこうなったのか?理由は単純、スペアタイヤを搭載しなけりゃ10kgほど車重が軽くなるのでいくらか燃費が上がり、その分いくらか荷室のスペースが広くなるという、しみったれたカタログデータの「粉飾」である。出先で修理不能となればJAFを呼ばざるを得ないから、その辺りの含みもあるやもしれん。オイラ、クルマ購入時のサービスでしかJAFに入ったことがなく、サービス期間が終われば更新しないのが常であったんだけど、次はそうは行かないかもしれないなぁ。なんせ今のほとんどの車、スペアタイヤの設定がオプションにすらなく、その搭載スペースが車体の設計上ないんだから。やれやれ(しかも件の修理キット、3、4年で使えなくなり要交換。発煙筒並みの寿命なんである。ぼったくりでないかいって)。


なんかダラダラ長くなってすみません。

そんなこんなで、ビンボー人のオイラ、クルマの購入について、思案投げ首状態なのでごぢゃります。

少しばかり無理しても次はプリウスαにするか、なんて言ってたのにドロップしちゃうしさ〜。開き直って今のウィッシュが完全にヘタるまで乗ってやろうか、初代ウィッシュにまだ乗ってる人も結構見るしな〜。さすがにリバティやイプサムはまず見なくなりましたけどね。


さあどうしたもんじゃろう…。