井上尚弥、そしてテレ東 | basser-t-0407さんのブログ

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他になあぁ~んにもする事がない時、お立ち寄りください。

おはようございます。


先週、毎年恒例の人間ドックを受診し、追って送付される結果を首を洗って待っている者です。


食う量を減らすか運動するかしないと、ヤバいです、正直なところ。「ちったあ考えろ」というカミさんの言葉をありがたく受け止めねば。


井上尚弥、きっちりバンタム級をまとめましたね。11Rまでかかっちゃったのは相手が専守防衛に徹していたためか?井上らしからぬお行儀の悪い挑発を繰り返す始末。

さすがにこの試合のためだけにナンタラいう配信サービスへの加入はしたくないので(単品販売しろっつーの(怒))、ニュース映像のハイライトのみで我慢しました。どう考えてもWBCのドネアとの試合の方が格上だったし、ね。

そんな井上の快挙の夜、かつて大橋ジムの興行をオンエアしていたテレ東で何を放送していたかといいますと、ジャジャ〜ン!

「世界が騒然!本当にあったマル秘衝撃ファイル【UFO&怪死事件SP】」。この事実だけで笑えるw

スタジオゲストのひとりは前回の藤本美貴に代わり朝日奈央、おっ、アップグレードしたゾ。でも鈴木紗理奈は続投。要らないんです、悪いけど。彼女の知性的とはいえないデカい声をわざわざマイクで拾うからイラチが募る。もちっと考えてくれ。


ここで話が遡ってしまうのですが、前回のこの番組中に、もひとつ突っ込むべきおニューの古着があったのでした。

それは何かと申しますと「うつろ舟伝説」というヤツ。オイラ世代ならこれまたやっぱり「UFO関連の基礎知識」なんですが、若い子を騙すにはいまだにいいネタなんでしょうねぇ。

↑「世界の円盤ミステリー」(南山宏/秋田書店、1968年)にも掲載されてた図版。あまり魅力的でない「異国の女」と茶釜のようなうつろ舟。

↓と学会の本が世を席巻してからは、こちらの図版の方がポピュラーになった。


カラーの方に描かれた「女性」はなかなかに魅力的(描いた絵師の趣味でしょうね(笑))。「舟の内部に書かれていた蛮字」とやらがどこかハングルっぽく見えるのはオイラの気のせい?そもそもうつろ舟伝説って古くは17世紀の江戸時代に始まるから、漂着した舟に遭遇したとされる読み書きもおぼつかないであろう漁民がそうそう正確に記録というより記憶しておけるとは思えないんだよな〜。と、親父方はもともと漁師であるオイラの感想。


んでもって昨夜の番組も相変わらず。UFOネタの映像に関しては、一応解析をして「正体」について専門家が意見したものと、解析しちゃうとフェイクあるいは誤認なのがバレる危険があるのか垂れ流しのものとをないまぜ。そして垂れ流しの方にはどちらかというと「かわいそうな人」に見える「研究家」のトンデモな「解説」。今回、山口敏太郎に加えて竹本良まで来ちゃったよ。次はたま出版の社長も来るかな?どうせなら秋山眞人と大槻教授も呼ぼうぜ、って違う番組になっちゃうか(爆笑)。

おっと誤解なきよう、かつてはビリーバーそしていまは懐疑主義のオイラ、このテの番組を突っ込みつつ笑い飛ばしておりますが、超常現象大好きです。ボクシングを愛していてかつプロレスも好きってぇのと同じスタンス。


今回はさらに日本人の「アブダクション経験者」がおふた方紹介されてたけど、今後の生活(ご近所付き合い)大丈夫ですか?「霊感が強い」ってな主張よりネタとしてヤバい気が。まぁオイラがガキの頃もこういう「体験談」をメディアに売る人たちはいましたけど(そういう人たちがその後どんな人生をおくられたのかは、もちろん知らない)。


そして米国カリフォルニア。拉致された上「エイリアンとの交配実験」を受け、さらにはその子を設けたのに奪われたという「体験」を語る女性。「交配実験体験」ネタも歴史は古く(1960年代からある)、有名なケースは「被験者」が男のものばかりなんだけど、今や語るのに抵抗のない女性も現れたってことでしょうか。検証として裁判では証拠採用されない「嘘発見器」(しかも古っそうでチンケな装置)で得た会話のデータを挙げ、「真実だ!」って主張されてもね…。

そしてここでまた更なる古着を引っ張り出す。「アイゼンハワーは大統領在任中、宇宙人と密約を交わしていた」ってアレ。元大統領のひ孫という女性が出て来て「証言」。ひ孫が何人いるのか知らないけど、ひとりくらいヨタ話で小遣い稼ぐ者がいても不思議じゃないよね(ロズウェルなんて、当時の住民の子々孫々まであのネタで食ってるらしいし)。こんなんで伝家の宝刀抜いたかのようにハッタリかまされてもなぁ。


えぇっと、予定外の長文になってしまいました。本当は別な話をしたかったんですけど、そちらはまたにします。