Q.レッチリFleaのようなベースの音作りはどうやるの? | レッチリ系スラップベースを軸にセッション・作曲・アレンジを楽しもうby淳ちゃんねる

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Q:「レッチリのFleaのような芯のあるベース音を作るにはどうしたら?」

メルマガ購読者様から質問いただきました。


「音作り」って、
正解のない 永遠のテーマだと思うんですよね。

特に、
「●●みたいな音を再現したいんですが、どうしたら良いでしょう?」
・・という質問を受けると、
なかなか僕も 明確な答えを出しにくいんですが、


レッチリが好きで 学生時代からスラップ奏法を続けてきた、
僕なりの答えを書きます。


僕的には、
Fleaって、なにか特別な音作りをしているわけじゃない印象です。

もちろん、一番特徴的なのは、
彼自身が使っているベースそのものの音が
強烈なキャラクターを形作っているとは思います。

でも、それ以外に何かしているんだろうか?


「指弾きのピッキングのやり方」で、あの音が出ているんじゃないかと。思います。

ベースのボディの奥底にガーンと振動を伝えるような指弾き(?)
が出来たなら、

彼のような芯のある音が出せるんじゃないかと思っています。


スラップ奏法でも、同じことが言えると思います。


一般的には、フリー的なスタイルのスラップ奏法っていうと、
「パーカッシヴで軽快な音」が出るイメージですよね。
それなのに、 芯のある重いスラップ音が出せているのは何故だろうか?

・・・なんて考えると、

やっぱり 「サムピングのやり方」一つでも、
意識の取り方しだいで 音の深みが だいぶ違ってくるんじゃないかと思っています。





P.S.

Fleaって、実は「Fleaスタイル」とよく言われるほどに
Fleaスタイルではない気がします。

「ストラップを長くし、親指を下に向けたスラップ・スタイル」
かと思いきや、

意外とベースの位置は低くないし、
(他の低いベーシストに比べ)
サムピングも 弦に平行に近いフォームで弾いている気がするんですね。


・・・逆に そこが、
芯のあるスラップ音を出せている秘訣なんじゃないかと密かに思います。