日光東照宮(眠り猫~徳川家康墓所、鳴き龍) | ルアーマンのブログ

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飲みと釣りの日々。
自分で釣った魚でやる一杯は最高!

4月10日、日光東照宮 の本殿を出てからの続き。

 

祈祷殿

 

神楽殿

これらの間を進むと、

 

坂下門

この門に有名な眠り猫があるのですが、どこだとう。

 

ん! あれかな?

近くにいた人たちと「あれですかね?」などと相談。

 

門中央の上にいました。思ったより小さい。

左甚五郎(ひだりじんごろう)の作品。

 

近くの人が「見る方向によって表情が変わる」と言ってたので、向きを変えて撮ってみる。

 

 

表情が変わったかな? ニャ~ン

 

坂下門の反対側にも何かいます。

 

2羽の「遊ぶ雀」 これも左甚五郎の作品。

雀の近くで猫がすやすや眠っている様子から、強い者が弱い者を虐げることのない共存共栄の平和な世を表現しています。

 

坂下門を上から

 

奥社参道を上ります。全部で207段。

各石段は1枚の石でできている創建当時のもの。

このあたりで上るのをギブアップしている人もちらほら。

 

切込み接ぎ(きりこみはぎ)

徳川秀忠ではなく、徳川家光の時代のものかな?

 

猫、雀に続いて、犬も登場

 

 

ひぃふぅ 汗

家光め、こんなに坂だらけの場所に造らんでもいいのに! 笑

 

横の壁の切込み接ぎは正方形、長方形ではなく、角を斜めにしている。

斜めに積み上げる時は、この形だと安定するのでしょう。

 

ちびっこも頑張っている

鳥居が見えてきた。ゴールも近い。

 

鳥居をくぐると狛犬がいた。これも重要文化財。

 

右の狛犬は角が無い。皆が撫でて擦り減ってしまったのかと思ったが・・・(後述)

 

狛犬の間を上ると奥宮拝殿

 

奥宮拝殿

 

向こうに家康墓所への扉が見えます

 

 

を回り込む

 

裏手に徳川家康墓所

左の階段は通行禁止。

 

通行禁止の階段の上にも狛犬。

やはり右の狛犬には角が無い。

先程の狛犬の頭は擦り減ったのではないみたいです。

狛犬の後ろの扉も通行できません。

 

徳川家康墓所(奥宮宝塔)

1616年、家康は久能山東照宮に埋葬されました。

その後、ここ日光東照宮に移されたと言われているが、遺体を掘り起こして移した訳ではなく、魂を移したという説が有力らしい。

久能山東照宮の人も「ご遺体はこちらにあります」と主張しています。

 


墓所を囲む石垣は切込み接ぎ

均一に切り取った石を積んでいる

 

こちらは久能山東照宮の石垣

同じ切込み接ぎだが、石の形は不均一。

日光の方が時代が新しいので、石も均一になったのでしょう。

 

御神木 叶杉

 

木の上部だけでなく、根元もかなり失われている。

 

日光東照宮の創建時からあったと言われるこの杉に祈ると願いが叶うのです。

 

奥宮拝殿の横には記念撮影用の眠り猫

 

この後はひたすら下ります。

本殿を上から

 

陽明門まで戻ってきました

 

もう一度、狛犬? 獅子?を見てみよう

 

 

龍もいた

 

ワンワン! じゃぁないですよね。

 

陽明門を下りて右手へ。

鳴き龍がある薬師堂(本地堂)です。

拍手を打つ場所によって天井への音の反響の仕方が変わり、ブルブルとうなる場所とそうでない場所がある。

住職?が打って聞かせてくれます。

 

ここは拝観とは別料金。

内部は撮影禁止&録音禁止。


そしてこの薬師堂は日光東照宮と輪王寺のどちらに帰属するのか不明確だそうで。

入場料は東照宮に払ったが、Googleなどで検索すると輪王寺の一部として紹介されている。

まあどちらでもいいけど。

 

三神庫のうちの下神庫は修繕中

 

参道を戻る

 

途中にある宝物館

 

中の展示はあまり多くなく、刀剣などよく見かけるものが多い。

そんな中でもおもしろいのが3つの御神輿。

左:徳川家康  右:豊臣秀吉 の御神輿

屋根にそれぞれの家紋が付いている

 

左:源頼朝  右:徳川家康

 

宝物館前の石垣は打込み接ぎ(うちこみはぎ)

 

宝物館あたりの標高はスカイツリーと同じ634m

 

参道を出て神橋方向へ。

緩い坂です。すれ違うイタリア人たちはハァハァ言ってた。

 

ここの打込み接ぎは野面積みに近い。結構古い石垣なんですね。

 

神橋に着

 

ここのバス停から日光駅へ

 

大宮で途中下車し飲み友と合流。

体力回復させたのでした。

 

日光東照宮、一度は行ってみると良い場所でした。

また各建物や門は前面と背面で見え方、彫刻、装飾が異なります。

通り過ぎた後、反対側からも見ることをお忘れなく。