見た、気になってる映画館 -7ページ目

見た、気になってる映画館

クラシック映画を中心とした映画講評ブログ。
主に「知ってるけど見た事はない映画」になってしまっている偉大なる映画をテーマにします。核心的なネタバレは一切なし。とはいえ当方は相当なにわかファンなので内容はうっすい。
明日レンタルするDVDの参考にどうぞ!

今回は宇宙生物繋がりで『遊星からの物体X』です。
SFホラーに含まれる映画ですが、その構成や展開はサスペンスの方がちかいかもしれません。

遊星からの物体X
監督 :ジョン・カーペンター

見た、気になってる映画館-遊星からの物体X

出演者 :カート・ラッセル
ストーリー:
南極にて、ノルウェー隊所属の縁が執拗に犬を追跡。銃弾や手榴弾で幾度となく狙うが、その途中ヘリは墜落。生き残ったノルウェー隊員はなおも犬を追うが、異常者と判断され射殺されてしまう。
その事件の調査をするため、マクレディ(カート・ラッセル)らはノルウェー基地に向かう。そこで彼らが見つけたものは、凍りついた男の死体、何かを取り出したと思われる氷の塊、そして異様に変形したおぞましい焼死体だった。そして逃げ延びた犬はアメリカ軍基地を徘徊していたが、人目がなくなると恐ろしい姿に変貌するのであった。

◯コアなファンの多い秀作
正直この映画の事をネタバレ抜きで説明するのは物凄く難しいです。といっても深い謎解き要素があるわけでもどんでん返しがあるわけでもないです。
インベーダー系の映画としてはすごく良く出来ています。北極という閉鎖された空間の中で、誰が「それ」なのかわからない状況。疑心暗鬼に陥る人間達の狂気。というよくある話しですがよくあるだけに良く出来ています。

◯超スリリングでドッキドキ
ジャンルとしてはSFホラーかサスペンス?「それ」とよばれる生物はものすごく気持ちの悪い外見で、スリル抜群。クリーチャーとしては古くささを感じさせません。(グロ注意ですが。)特に気に入っているシーンは「それ」が擬態した人間を判別するテストが。そのシーンが本当にスリリング何回見てもおどろいてしまう(笑)

◯意味深なラスト
詳しくは書きませんが実に深い終わり方をします。果たしてどうなったのか!?
ちなみに来年あたりに続編やるらしいです。ちょっと期待。

次回は、雪国つながりとかでなんかやりたいと思います。
またよろしく!
リドリー・スコットといえばコレしかない!

見た、気になってる映画館-エイリアン

エイリアン(1979)
監督 :リドリー・スコット
出演者:シガニー・ウィーバー
ストーリー:
宇宙貨物船ノストロモ号の乗員であるリプリー(シガニー・ウィーバー)らは、地球へ帰還する途中、異星人と思われる謎の電波信号をキャッチする。遭遇のために惑星LV-426に降り立った乗組員たちは宇宙船や宇宙人のミイラを発見する。

■インテリ系ホラー
様々なホラー映画がありますが、エイリアンのような賢い感じのホラーは珍しいのではないでしょうか?後に人気に火がつきシリーズ化するエイリアンは派手なモンスター映画となりましたが、第一作は実に静寂な映画なのです。そのキャッチコピーは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」。
そもそもこの映画は低予算映画で、「宇宙・宇宙人」をテーマとしたSF映画というとんでもない映画なのです。同じく低予算で「未来・アンドロイド」をテーマとした『ターミネーター』と通じるものがあります。(エイリアン2はキャメロン監督がやってますし。)
そんなエイリアンの特徴は"なかなかエイリアンが姿を現さない"こと。これまでのホラーといえば怪物が現れ、次々と人に襲いかかり、惨殺するようなものがほとんどですが、この映画は死体は一杯出てきますが具体的なスプラッター的なシーンはほとんどないんです。(お腹を突き破って出てくるシーンはありますが。)
というのもエイリアンは宇宙船のどこかに潜んでいて、神出鬼没なんですね。
舞台を宇宙船にしぼること、エイリアンを中々ださないことは予算を押さえることができるうえに密室の恐怖と得体の知れない何かという二つの効果も生み出しました。

■ギーガーデザインのクリーチャーと性の隠喩
エイリアンのデザインは、現代シュールリアリズムの鬼才「H.R.ギーガー」によるもので男性器がモチーフといわれています。『スピーシーズ 種の起源』のクリーチャ—も彼の手によるもの。モノトーンでエッジの利いた画風が彼の魅力です。
男性器がモチーフなだけあって、エイリアン自体も男性のメタファーと考えられます。劇中、他の生物(主に地球人)に卵を植え付け寄生する様がなんとなくそう感じさせます。
エイリアンに立ち向かうリプリーは女性のメタファー。つまり男性の支配と戦う女性像がテーマだったりするのです。

■シリーズの他作品
2以降はアクション映画になり、全然趣向の違う映画になります。しかし、劣化しているわけではなく2に至っては、ジェームスキャメロンの力で、エイリアンの世界観がグンと広がります、はっきりいってすごく面白い。ホラーダメな人でも、強い女リプリーがいるので、全然安心してみることが出来ると思います。娯楽アクションとしての2は無印よりおもしろいかもしれません。
多くの人も言っていますが3は…なかったことにしてほしい。。。

その内2単独でまた書きたいものです。
さて次回はエイリアン繋がりで「遊星からの物体X」に行きたいと思います。
よろしくどうぞ!
今回は「殺しを教わる女の子」からインスピレーションを受け、
「詐欺を教わる女の子」の話、『マッチスティック・メン』です。

見た、気になってる映画館-マッチスティック・メン

マッチスティック・メン
監督 :リドリー・スコット
出演:ニコラス・ケイジ、アリソン・ローマン
ストーリー
詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は重度の潔癖性で、相棒のフランク(サム・ロックウェル)の勧めで精神科医を訪ねる。診断の中、ロイには別れた妻との間に生まれた娘アンジェラ(アリソン・ローマン)がいる事がわかる。
ぎこちない関係の二人であったが徐々に打解ける。
そしてある日アンジェラはロイの仕事(詐欺)を手伝いたいと言い出す。


◯思いっきりニコラス・ケイジ
ロイの人物像ですが、いかにもなニコラス・ケイジです!気が優しくて腕っ節は弱いみたいな?それでもってなんらかの能力に長けている!!あとやっぱり何となくな出会いからの恋愛模様かな。この映画の場合は詐欺の腕は一流。父親としてもそれなりに真面目に考えて娘と接します。話しの中で娘に詐欺を教えちゃったりするんだけど、悪事一歩手前かアウトぐらいのギリギリのラインでやらせたり。悪いやつを相手にする時は容赦なかったり。
そういうわけでニコラス・ケイジ好きな人にはおすすめ。

◯今度は詐欺を教わる女の子
娘のアンジェラは『レオン』のマチルダ程のインパクトはないですが、アリソン・ローマンの演じ方は中々良いです。アメリカのホームドラマの女の子みたいな感じ?等身大なのかな。キャラクター的には14歳の設定でちょっと危ない事に興味を持つお年頃、みたいな。そんなわけで、ニコラスとの親子関係はとてもマッチしていると思います。

◯それなりに面白いんだけどオチは弱めか
映画的に面白くしようとしたんだろうが、あまりにも登場人物が全員怪しすぎる(笑)映画見ながらいくつかの結末を頭の中で構想できる感じです。まぁその中のどれかは多分正解!まぁ三たく問題にこたえる感覚で見える映画だと思います。もちろん何も考えずに見れば驚きの展開が待っているかもしれません。

次回ですが。もちろん監督繋がりで、あの映画です!