見た、気になってる映画館 -8ページ目

見た、気になってる映画館

クラシック映画を中心とした映画講評ブログ。
主に「知ってるけど見た事はない映画」になってしまっている偉大なる映画をテーマにします。核心的なネタバレは一切なし。とはいえ当方は相当なにわかファンなので内容はうっすい。
明日レンタルするDVDの参考にどうぞ!

前回紹介した「オズの魔法使」のドロシーのようにとても印象に残る少女が活躍する映画といえばやはりこの映画「レオン」。このブログも10回も過ぎた事だし少し新しめの映画にも繋げていこうかなと思います。「レオン」に関しては見てない人の方が少ないぐらいの映画なのでこれまた薄い内容になる???

見た、気になってる映画館-レオン

レオン(1994)
監督:リュック・ベッソン
出演者 :ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン
ストーリー:
凄腕の殺し屋であるレオン(ジャン・レノ)はある日アパートの隣人マチルダ(ナタリー・ポートマン)と出会う。ある日マチルダの父親が麻薬を横領したことにより麻薬取締局のスタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)らによってマチルダを除く家族全員が皆殺しにされる。マチルダはレオンに助けを求め、弟の仇を討つため彼から殺しの技術を学ぼうとする。

◯良いヒロイン
この映画は俳優的にも、物語的にも良いキャラクターが一杯。凄腕の殺し屋で孤独の身である主人公レオンももちろんですが大抵の人はヒロインのマチルダに最も目を奪われる事でしょう。ナタリー・ポートマン演じるマチルダ。子どもらしい喜怒哀楽表現、この時代にあのボブカット!とにかく可愛い。レオンも骨抜きです(笑)劇中は単なる緊張した復讐劇ではなくチャップリンのモノマネする場面とか、レオンが彼女に振り回される感じとかがとても良いです。なんとなく、『セーラー服と機関銃』を彷彿させます。こういうオオカミのような男とウサギのような少女のコンビの話しって魅力的ですよね。まぁそういうところが万人に愛される秘訣なのか。ナタリー・ポートマンといえばスターウォーズにも出演していますがマチルダが印象的過ぎて、あの可愛いマチルダがおとなになっちゃった!と思った人も多いのではないでしょうか??

◯良い悪役
そして、紳士的な態度でありながらマチルダ一家を無惨にも虐殺する麻薬取締局員スタンスフィールドが良い。面白い物語に必要なのは、良い悪役(もしくはライバル)です。先日yahooニュースか何かで印象的な映画の悪役は?という話題になっていて、このスタンスフィールドをあげる人も少なくありませんでした。多くの人が安易にジョーカーやダースベイダーをあげる中、この映画のこのキャラを出してく人が少なからずいた事は少し驚きでした。ちなみに自分が真っ先に思い浮かんだ悪役は「時計仕掛けのオレンジ」のアレックスですね。主人公ですが極悪人なので。

次回はこれまた新しめの映画で、詐欺師が少女に詐欺を教える「マッチスティック・メン」にします~。
さて今回はヴィクター・フレミング繋がりで『オズの魔法使』です。(和訳したさいは送り仮名の「い」がなぜかないです。)ミュージカル映画なので普通の映画とは少し違います。お話半分歌半分の楽しい映画ですよ。

見た、気になってる映画館-オズの魔法使

オズの魔法使(1939)
監督:ヴィクター・フレミング
出演者 :ジュディ・ガーランド
ストーリー
エムおばさんの農場で暮らすドロシーは虹の彼方にあるの幸せの国を夢見ていた。ある日竜巻に巻き込まれ、愛犬のトトとともに魔法の国オズに迷い込む。ドロシーはカンザスに帰る為、「知恵がない案山子」、「心を持たないブリキ男」、「臆病なライオン」とともにエメラルドシティにすむオズの大魔法使いを訪ねる。

◯冗談みたいなクオリティがむしろファンタジック!
この映画の特徴は冒頭とラストの現実世界をセピアカラーで描き、オズの世界をカラーで描くというちょった変った演出を行っている事。そして音楽中心のミュージカル映画である事は大前提。ディズニーランドばりの夢一杯の映画です。
オズの魔法使いといえば「案山子」「ブリキ男」「ライオン」ですが、実写化にあたってはどう考えても「ライオン」はきびしい(笑)コントといわないとしてもNHKの子ども番組の様。それってつまり子ども目線、夢一杯のオズの魔法使いに相応しいってことじゃないですか。
これでリアルな「案山子」「ブリキ男」「ライオン」がでてきたらと思うとぞっとしますね。本物の犬が演じているトトは逆にちょっと残念な感じです(笑)

◯名曲「虹の彼方に」
somewere over the rainbow~ではじまるあの曲は誰もが知ってますね。ジュディ・ガーランドによるこの曲が聴けるのだけでもこの映画をみる価値があるかもしれません。まぁこの曲のせいでドロシーの精神年齢をグッと上げてしまったわけですが。まぁそもそもドロシーのイメージってジュディ・ガーランドよりもっともっと幼い気がするのですが。それでもこの映画を語る上ではこの曲の存在は外せない超名曲なのですが!

ストーリは普通にオズの魔法使いなのでそんなに書く事なかった(笑)
さて次回はどうしようかあんまり考えてないですが、、、
女の子が主人公みたいなやつでつなごっかな。

今回はクラーク・ゲーブル繋がりで、彼の代表作『風と共に去りぬ』です。この映画は超超有名ですが自分の周辺で見たという人はほとんどいません。自分がクラシック映画にハマりだした頃に見た映画であまりの長編に度肝を抜かれました。

見た、気になってる映画館-風と共に去りぬ

風と共に去りぬ(1939)
監督:ヴィクター・フレミング
出演者:ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル
ストーリー:
舞台は1860年代アメリカ南部。南北戦争のまっただ中。
上流階級の令嬢であるスカーレットは同じく上流階級の青年アシュレーに恋をしていたが、アシュレーは従姉妹のメラニー婚約してしまった。
それでもアシュレーを追いかけ続けるスカーレットの前に不敵な男レットが現れる。

◯ただ、ただ長い!
『風と共に去りぬ』はとにかく長い!
3時間42分!これほど長い映画はなかなかない!!
にも関わらず世界で愛される名作として上位に君臨しつづけるのがこの映画のすごいところです。映画自体はアトランタが没し故郷に帰還するまでの前編とそれ以降の後編に分けられますので集中力のない人は前編終了時に一回休憩を取ると良いです。しかし、前編終了前にスカーレットとレットの関係が盛り上がってくるので、続きが気になって一気見してしまうかも。

◯超ポジティブな悲劇
映画の主役スカーレットは超我侭で我が強く自分勝手でたくましい女性。
劇中のほとんどの時間、異常なまでにアシュレーに執着し続け、自分を愛する男レットを邪険に扱います。スカーレットは劇中三度の結婚をしますが、それぞれ違う意味合いがあります。スカーレットの心の成長というか満たされていく過程が映画の本筋だったりします。最後にスカーレットは本当の愛に気づくことになりますが、その結末は風とともに去っちゃう感じなんですね。それはそれは「超ポジティブな悲劇」なのです。

◯情熱的な映画といえばの
ヴィヴィアン・リーは文句なしに美人女優、バラの花のようなスカーレットを見事に演じ、一度見たら忘れられない存在感を残しました。相手役レットのクラーク・ゲーブルも超ダンディで映画映えのするド派手な存在で、この映画は超俳優映画という感じがします。
上に書いた文を読むとドロドロとした男女関係という印象を持たれるかもしれませんが、そうではありません。二人の演じる映画はロマンチックとは違うかもしれませんがレットの内秘めたる想いや、スカーレットの断片的に見せる素直な態度がとても情熱的。そう、情熱的という言葉がよく似合う映画なんです。

◯強い女性像
スカーレットのたくましさは敵を多く作るとともに最大の魅力でもあります。レットもそういった一面に惚れていますし。こういった女性像が描かれている映画は思えば珍しいのかもしれません。これほどの女性を演じられるのはヴィヴィアン・リー意外ではエリザベス・テイラーぐらいかな?ヘップバーンやイングリット・バーグマンは少し違うし。。。今の知識ではそれぐらいしか思い浮かばないのでもうちょっと勉強してきます!

次回は同監督ヴィクター・フレミングによるミュージカル映画の金字塔『オズの魔法使い』にします。some where over the rainbow~♪