愛犬と日向ぼっこ。 -22ページ目

愛犬と日向ぼっこ。

みんなで、たのしく、いつまでも。

持込タイヤ交換のご依頼。

 

そのうちの1本を取り外すと、

内側のサイドウォールを見て

びっくりびっくりびっくりびっくり

 

サイドウォールのパンクを外面修理

(ほんとはダメです)してあるんだけど

そのリム側、

何じゃ…こりゃ??

リムからピロピロと出てきてるのは

ひも状の外面修理材でしょうけど、

何でこんな所から飛び出しているんだ??

 

 

 

タイヤをバラシてみると・・・

うわあぁ、

なんか、

とんでもないことになってる。。。


中は液体パンク修理材まみれ!!

 

あのひものような修理材が挟んであった部分は

ビードの傷があったことから、

おそらくそこからエア漏れしたのを止めるために

修理材を挟んだのではないかと想像します。

 

それはいいんですが、

触りたくない・・・

 

 

 

ひものまわりのサイドウォールのゴムが

かなり削れていたことから、おそらく

かなり長い間この状態で使用して

いたのではないかと思われます。

 

酷い修理だとも思えるんですが、

これで今日まで使用してこれたのも

また事実。。。

 

 

建設鉱山用タイヤを取り扱っていると、

替えのタイヤが無いなどで、

どうしてもその場で直さなくてはいけない

状況になることがあります。

 

そういう場合は仕方なく、

手持ちの材料と道具でなんとか修理して、

機械が稼働できる状態にしなければいけません。

 

なのでこのように見た目が悪くても、

今日まで使用することができたということは

一定の評価に値します。

 

ただ、公道で使用するタイヤの場合、

このような修理だとバーストなどに至り

事故につながる可能性もあったわけで、

不確定な修理のまま継続使用するのは

決して良いこととは言えません。

 

このような応急処置をした場合は

速やかに恒久修理か、

タイヤ交換の手配をしましょう。

 

 

ベトベトを清掃し、

お持ち込みの新品に交換して完了。

これで安心して走れますね!

今日のタイヤは、大型ダンプのフロントに履いていた、11R22.5。

トレッドの片側だけ、スリップサイン近くまで

摩耗が進んでタイヤ交換になってしまいました。

 

フロントはどうしても外側のショルダーが減ります。

なので、ある程度外減りが目立ってきたら、

タイヤをホイールから外して内外を替えて

組み直す、「裏組み」をします。

 

この車両はそれを怠ってしまったので、

まだ山があるのに勿体ないことに。

 

 

片減りががさらに進むと・・・

このようになります。

外側の縦溝はほぼ完全に無くなり、

トレッドゴムの下のベースゴムが

出てしまっています。

 

反対側はそこそこ山があるので、

このタイヤも一度裏組しておけば

あと数か月は使えたかもしれません。

 

裏組工賃はかかりますが、

タイヤの寿命が延びた方がお得。

 

差が顕著になったら

裏組することをお勧めします。

今日のひび割れタイヤは255/35R20です。

 

 

・・・怖いアセアセ

 

これが一番深い亀裂でしたが、各タイヤに

多かれ少なかれこんな亀裂が入ってますガーン

 

これより深くはないけれど、

もっと長いひび割れもありました。

 

傷をめくって確認しましたが、

カーカスには達していないようでしたので

すぐにバーストということにはならないと思いますが、

このまま使っていれば危なかったかもしれません。

 

 

この車はLサイズミニバンなので重く、また、

重心も高いためショルダー摩耗は大きくなります。

 

それが空気圧不足によってさらに進んでしまい

ベースゴムが見えるほどに摩耗。

その弱く薄くなったところにヒビが入ったと考えます。

 

 

ちなみに、255/35R20ともなると

有名メーカーのものだと目玉が飛び出すくらい高いので、

格安アジアンを履く人が多いですね。

このタイヤも、多分に漏れずアジアンでした。