持込タイヤ交換のご依頼。
そのうちの1本を取り外すと、
内側のサイドウォールを見て
びっくり
サイドウォールのパンクを外面修理
(ほんとはダメです)してあるんだけど
そのリム側、
何じゃ…こりゃ??
リムからピロピロと出てきてるのは
ひも状の外面修理材でしょうけど、
何でこんな所から飛び出しているんだ??
タイヤをバラシてみると・・・
うわあぁ、
なんか、
とんでもないことになってる。。。
中は液体パンク修理材まみれ!!
あのひものような修理材が挟んであった部分は
ビードの傷があったことから、
おそらくそこからエア漏れしたのを止めるために
修理材を挟んだのではないかと想像します。
それはいいんですが、
触りたくない・・・
ひものまわりのサイドウォールのゴムが
かなり削れていたことから、おそらく
かなり長い間この状態で使用して
いたのではないかと思われます。
酷い修理だとも思えるんですが、
これで今日まで使用してこれたのも
また事実。。。
建設鉱山用タイヤを取り扱っていると、
替えのタイヤが無いなどで、
どうしてもその場で直さなくてはいけない
状況になることがあります。
そういう場合は仕方なく、
手持ちの材料と道具でなんとか修理して、
機械が稼働できる状態にしなければいけません。
なのでこのように見た目が悪くても、
今日まで使用することができたということは
一定の評価に値します。
ただ、公道で使用するタイヤの場合、
このような修理だとバーストなどに至り
事故につながる可能性もあったわけで、
不確定な修理のまま継続使用するのは
決して良いこととは言えません。
このような応急処置をした場合は
速やかに恒久修理か、
タイヤ交換の手配をしましょう。
ベトベトを清掃し、
お持ち込みの新品に交換して完了。
これで安心して走れますね!