近くのガソリンスタンドの灯油ローリーが
パンクでご来店。
タイヤサイズは7.50R16。
だんだん少なくなってきている
「チューブタイヤ」装着車両です。
空気圧が1キロしかなくなってしまったので
とりあえず補充してきたとのこと。
チューブレスタイヤなら
何か刺さったり穴が開いていれば、
そこからエアーが漏れているので
パンクしている場所が分かりやすいですが、
チューブタイヤの場合は
漏れたエアーがタイヤの中を回ってしまうので
まずタイヤをバラシて、
チューブの穴位置を探し、
タイヤ側の原因箇所を突き止めます。
チューブとタイヤの位置関係が
分からなくならないように、
バルブの位置にタイヤチョークで印をつけておきます。
そうしないと、チューブ側で穴を発見しても
それがタイヤのどこだったのかが
分からなくなってしまいます。
チューブタイヤのバラシは以前紹介しているので割愛。
なお、このサイズだと、
ホイールが錆びていない限りは足で踏めばビードが落ちます。
チューブにたくさんの傷がついていました。
タイヤの方は何も刺さっていませんでしたが、
その代わりに小さな石ころが出てきました。
これはタイヤにチューブを組みこむ時に
タイヤ内のゴミを取り除かなかった可能性が大。
作業ミスっぽいですね。
名誉のために言っておきますが、
この車は当店初入庫なので、
他社の作業ミスですよ。
残念ながらチューブの傷が広範囲でしたので、
修理不可、チューブを新品にしていただきました。