今日のタイヤはホイールローダー、23.5-25のパンクです。
パンクしていたのは前から分かっていて、
空気をつぎ足しながら使用していたがもう限界とのこと。
あまり空気を減らして使用するとタイヤがダメになってしまい、
かえって高くつく結果になりかねませんので
ぜひお早目の修理依頼をお願いいたします。
パンクは右後タイヤとのことで、パンク箇所も早々に分かりました。
早速タイヤをバラしてみると、
パンク箇所には巨大なパッチが貼ってありました。
GBT06よりほんの少し大きい、
直径250ミリくらいのやつです。
パッチ表面には亀裂状のものが複数あり、
それが原因かと考えました。
この大きさのパッチを削り取るのは大変ですけど仕方ない。
パッチをまんべんなく削っていくと、
亀裂状のものが消えてしまった!?
パッチにはプライが入ってますが、プライも切れていない。
原因は亀裂ではない!!
削り進んでいくと、接着面が剥離してました。
プライヤーでつまんで気合いで
「ベリベリベリ」っと剥がすと・・・
こんな感じで剥がれましたぁ~
ちなみに、ちゃんとくっついていれば
こんなに簡単に剥がせません。
これだけ簡単に剥がれてしまうというのは、
過去の修理時に何らかの接着不良があったはず。
※ちなみに、当店の修理ではありませんよ!
タイヤのカーカスとパッチのプライはそれぞれにに柔軟性が無いので、
その間にあるこの接着層に力が集中してしまいます。
そのため接着不良部分がどんどん剥がれて、広がっていって、
最終的に空気の通り道ができてしまったと考えます。
完全除去後、パンク穴を確認すると非常に小さい穴でした
もう一本簡単なパンク修理が追加になったのですが、
朝9時半くらいから作業して、終わったのがちょうどお昼。
実働で2時間半もかかってしまいました。