長坂真護さんの展覧会に行ってきました | 日本でガーナ・ライフ

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ガーナ人の夫との生活の中でアフリカっぽいものを見つけたり作ったりしながら、和ガーナ折衷の日々を過ごしています。

昨年ちょっとだけご紹介した

長坂真護(ながさかまご)さんの展覧会を

見に行ってきました。

 

 

 

 

↓チケット

チケット

 

ガーナ、アクラのアグボグブロシーで

捨てられた電化製品ゴミを使って

アート作品を作り、売ったお金で

学校を作ったり、アートを教えたり

地域の人に還元する活動をされています。

 

チケット上の作品も

子どもの周りには、たくさんの

電子ごみが貼られていて、

立体的な作品となっていました。

 

 

美術は「わかる」「わからない」ではなく

「好き」か「嫌い」で良いのだと

高校のときの美術の先生が

おっしゃっていた言葉が

今も私の印象に残っています。

 

まぁある意味ジャンクアートですから

美術だと思えない方もいらっしゃるでしょう。

 

うちは、ゴミ…じゃなかった

まだまだ使えるかもしれないと

ダンナが判断したものを

ガーナに送っている立場なので…

 

うちで送ったアイロンが

作品の一部になっていたらどうしよう?

と、わけわからないジレンマで

作品自体を堪能するより

なんだか色々考えてしまいました。

 

 

実際には 廃棄物を使った作品ばかりでなく

アートを始めたころの絵画や

日本のシーグラスを使ったものなど

様々な作品が展示されています。

 

私個人としては、和紙に墨で描いた

「月」を題材とした一連の作品の美しさに

心奪われてしまいました。

 

作品を通して、真護さんの活動、人柄を

知れることが、この展覧会の

一番の魅力のような気がします。

 

 

アグボグブロシーの電子ごみ処分場は

2年前に一掃されたそうですが

彼はその土地を広大な農場にして

オリーブやコーヒーなど植えて

多くの雇用を生み出したいと計画して

すでに動き出しているそうです。

 

これが成功例となって

近隣諸国でも問題となっている

大規模プランテーションでの

貧困・格差や児童就労 解決への

糸口になったら良いですね。

 

それと、

こちらは多分まだ解決されていない

ガーナの古着のゴミ問題も。

 

 

長坂真護さんの展覧会は

上野の森美術館で11月6日まで

開催されています。

ちなみにですが、今月9日(日)には

ご本人がいらっしゃるそうです。

本を買うとサインもらえますよ。

 

 

 

 

 

 

そうそう、上野駅周辺で

美術館や映画館、もちろん上野動物園も

チケットの半券を見せるだけで

飲食店ならドリンク1杯とか

食品・雑貨店などなら、5%、10%割引など

店によって様々な特典が得られる

キャンペーンが行われています。

 

 

まず美術館で楽しんで、その後

駅近でお食事、お買い物されては

いかがでしょう?

1店舗あたり1人1枚1回限りですが

複数店舗で使用できて、かなりお得ですよ!

 

 

 

 

 

あれ?

11月22日からグリコ100周年を記念して

発売される「クリエイターズグリコ」

10種類あるおまけのうち

ひとつは 真護さんの作品の

「ミリーちゃん」じゃないですか?

 

↓「ミリーちゃん」ね。

ミリーちゃん

作品のいくつかは写真撮って良いそうで

撮ってきました。

 

 

 

あぁ、今日はなんだか

CMみたいな内容になっちゃいました。