お土産は歯ブラシ | 日本でガーナ・ライフ

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ガーナ人の夫との生活の中でアフリカっぽいものを見つけたり作ったりしながら、和ガーナ折衷の日々を過ごしています。

ガーナ帰りの友人から頂いたのは

歯ブラシ!

歯磨きの枝

には、見えませんね。

 

この枝を噛んでいると

枝が少しずつ裂けてきて、

ブラシのようになり、

歯に良い樹液が出て来るという

アフリカの自然の歯磨き粉付きブラシです。

 

割りばしを7~8㎝ほどに切ったような見た目のは

前にもダンナが持ち帰ったり

お土産に頂いたことはありますが

このような枝の原形をとどめているのは

初めて手にしました。

 

黄色いのと茶色いの2種類

それぞれを試してみようとしたら

「硬すぎるから、水にしばらく入れて

柔らかくしてからの方が良い」

と、ダンナからのアドバイス。

 

試すだけだから…とキッチン鋏で細い部分を

短く切ろうとするも、ひと苦労あせる

水で洗って、口の中でしばらく格闘。

(もともとは切らずに、片方の端を口に入れ

歯ブラシと同じように使います)

 

どちらも特に苦味などなく

かと言って美味しいわけでもなく

木の皮がぽろぽろと剥がれてきて

口に残るのが気持ち悪いけれど

それを吐き出して尚噛み続けると

堅めのブラシのようになってきました。

10~15分くらいかかったかな?

 

あまりに堅いので「これで磨いたら

歯ぐきから血が出そうだね」と言ったら

「これは、歯を掃除するもので

歯茎は掃除しないよ」とのこと。

どこから磨くか順番も決まっているらしい。

楊枝のような感覚みたい。

 

効果のほどは、長く使ってみないとわかりません。

ブログに書くために、試してみました。

頂いたのはダンナですが、妻の権限で。

 

 

あ…、思い出したことがあります。

 

うちのマンションの排水管清掃のとき

掃除のお兄さんが、「何か木が出てきましたよ」

と黒ずんだ割りばし状の物を見せてくれました。

あの時は、本当に焦りました。滝汗

まさか、歯ブラシとは言えませんでした。

皆様も落とさないよう気をつけて。

…うちだけかな?

 

もうひとつ。

洗面所に置いておいた割りばし状のが

ある日、アオカビに覆われていたのを

見つけたときは、ショックでした。

カビることに、ではなく

そんなになるまで気づかなかったことにゲロー

速攻処分しました。

皆様も気をつけて。

…やっぱり、うちだけ?

 

 

ところで、この歯磨きの木、

一体何の木の枝なのでしょう?

よく知られているのはニームの木ですが

これがニームなのか、別の木なのか

私にはわかりません。

 

 

昔ニュースで、歯が再生できる技術が開発されて

5年後には、歯科医でも、失った歯や

削って詰めた部分を、もとに戻すことができるようになる

というのを見た記憶があります。

衝撃的だったので、よく覚えてます。

あれ、どうなっちゃったのでしょうか?

多分20年以上経っていると思うけど

まだ実用化されてないってことは

やはり、歯は大切にしなきゃダメってことね。

 

 

普通の歯ブラシを使っている人も多いですが、

昔からのこのブラシを好む人も

アフリカでは、まだまだ多いようです。