ダンナが荷物を整理し終わって
2,3日後に、突然私に小さな袋を手渡ました。
「これ、甘いよ。 食べてみて」
ガーナ北部の子供のおやつだって。
殻は、うっすら細かい毛で覆われていて
ベルベットみたいな触り心地。
ベルベットみたいってことは、
Harry さんのブログで小耳にはさんだ
「ベルベットタマリンド」ではなかろうか?
そうでした!
Harry さん、いつもありがとうございます♪
Hausa語で「ヨーイ」
Twi語で「アコスア・トゥントゥム」
または「アコスア・ブラック」
akosua は女性の名前で tuntumは「黒」
ガーナの命名、ときどきとても面白い。
想像力がかきたてられます。
殻を剝いてみると、中身の表面も
ふわっとした布のような感触。
食べてみると…
甘さの中にほのかな酸味があり
口の中ですぐ溶けてしまいます。
不思議な食感。
美味しいです。
後に小さい種が残りました。
種と言えば、これも。
私に見せたくて持ってきたらしい。
カシューのナッツ部分… 2個。
これ、生だと危ないんだよね?
どうしましょうか?
炒って食べる勇気はないよー。
穴開けて勾玉風ネックレスにでもする?
いや、穴開けて大丈夫なのかしら?
もうひとつありました!
モリンガの種!
サヤに入ってたみたいだけど
スーツケースの中でバラバラに
散らばってました。
食べようか? 植えてみようか?
荷物から出て来たもの…、最後は古いコイン。
「私が子供のころは、こういう汚いコインは
砂に埋めて少し水をかけて、足でこうやって…
(コインを砂ごと踏んで前後に足を動かして
砂を研磨剤にして擦る)綺麗にしたの」
とダンナ。
私は、ネットに出ていたやり方で
クエン酸水に浸してから、拭いてみることにします。
少しは綺麗になったかな?
表面、左下は「カカオ」で
他の3枚は「太鼓」。
で、裏面。
左上は1ペセワ、右上は5セディ
左下はすり減り過ぎてて解読不可能。
かろうじて -TY PESEWAS だけ読み取れました。
右下は、50セディ
え? 50 CEDIS って結構大きな金額じゃない?
いや、昔の硬貨だから、当時のレートだったら
大した価値は無かったかもしれないけど
今なら硬貨ではなくてお札ですからね。
家にたくさんあったのなら、もっと持ってきたら
良かったんじゃない?
…少々混乱してるかも、私。