かなぽんの姉、子宮頚部腺癌の闘病記です。
これはあとから聞いた話なのですが、
放射線治療を行っていたころ、毎日陶板浴に通っていました。
「がん細胞は熱に弱い」
毎日毎日陶板浴に通っていると、やはり癌のために通う方が多くいることに気付いたそうです。
受付のお姉さんにも、
「あの人も癌で通っているんだよ、話聞いてみたら?」
その方は60代で大腸がんだったそうです。ステージは4。
「あなたはまだまだ良い方よ、私なんて・・・。」
お話を聞いているうちに、姉は気分が塞いでしまったそうです。
ステージ3aは「良い方」なんでしょうか?
もちろん、ステージ4の方よりは軽いかもしれません。
でもまだ30代。
結婚もしてなければ、やりたいこともたくさんある。
死にたくない。
姉は、そのころからサードオピニオン、フォースオピニオンとつてを使い、様々な病院に相談に行くようになりました。
1つ目の病院では、
「すでに治療を開始されている方はお断りします。」
2つ目の病院では、
「今の病院の治療法で良いと思いますが、5年生存率は20%です。」
3つ目の病院では、
「まだ間に合うと思いますが、私の元指導医を紹介しますので、そちらでも見解を聞いてみてはいかがですか?」
(こちらの先生は陶板浴で知り合いになった方から、こっそり紹介いただいた先生でした。)
紹介先の大学病院では、
「う~ん、僕だったら好きなことを目いっぱいしておくね。」
にこやかにおっしゃったそうです。
ちなみに、5年生存率は10%以下とも告げられたそうです。
病気と闘おうとする気持ちまで、くじけさせてしまうような言葉でした。
この大学病院の先生は、優しい感じの方だったそうですが、
30代の姉に、死亡宣告をしたも同然でした。
確かに、姉のように主治医に任せず、ふらふらとあちこちの病院に相談する患者さんは多いし、厄介なのかもしれません。
でもそのような患者さんは、わらをもすがる気持ちで受診する人が多いのではないでしょうか?
自分の受け持ちの患者ではないからと言って、死亡宣告のようなひどい言葉を浴びせるなら、相談窓口なんて請け負っていただきたくないです。
私は上記の4つの病院の経過しか知らないのですが、先日入院準備の為に姉のものをいろいろ触っていたら、病院の診察券が20枚以上出てきました。
かなりの病院を受診していたと思います。
姉は1人で病気と闘っていました。