【宝塚花組】雪華抄/金色の砂漠 | Bitter Sweet Days Again!

Bitter Sweet Days Again!

人生楽しく、備忘録

2017年観劇始めはやっぱり宝塚です。

久しぶりにお正月初日のチケットを回してもらいました。(ありがとうYさん)

と、その前にYさんとお茶したのですが、とてもステキな映像を見せていただきました。

言っていいですかね?いいでしょうか。すみません。

 

スカステで話題のちぎみゆの年始ご挨拶映像を拝見しました。

共通の質問で、去年印象に残ったこと、お正月の思い出について

話してるのですが、二人とも「ケイレブハント」の公演が印象に残り

お正月の思い出に去年の鏡開きの話・・・・同じ話してますよ!

打ち合わせなしですよね?話合わせてないですよね??

しかもちぎさんは、鏡開きにゆうみちゃんに「お雑煮作ってもらう」ことを約束してたのですが、

実際に作ってもらって食べました。幸せでしたカナヘイハートだって!

その時にちぎさん、ちょっとニヤけてませんでした?

お正月からまたいいもの見せていただきました。

最初はゆうみちゃんがちぎさんを追いかけてたのに、今や完全にゆうみちゃんに堕ちているような

ちぎさん・・・ちぎさんが女に見えなくなってきた。男の人のように思えてきたお正月です。

 

気を取り直して花組モードに頭を転換し

まず雪華抄。お正月らしくチョンパで幕開けです。

真っ暗な中から着物姿の花組メンバーがずらりと並んで華やかなこと!

松本悠里先生の舞踊も健在です。ただお化粧、変わりましたよね?

以前はもっと姫メイクだったような。今のメイクの方が自然な感じです。

衣装はケイタ・マルヤマ。最後の盛り上がりが一番華やかでした。

 

そして上田久美子先生の金色の砂漠

今日はウエクミ先生も劇場でお客様をお迎えしていました。

この話、、なんとも言えない・・・・

ネタバレしますので、読みたくない方はご注意ください。

砂漠の中のある王国でのお話。

長女のタルハーミネ王女に仕えるギイ(明日海りお)の愛憎を中心に

いろいろな愛のカタチが展開される。

小さい頃から一緒に育ち、王女を守りながら、王女への罰は自分が受け、

そのような境遇に疑問を持ちながらも、いつしか憎しみと愛が入り混じるギイ。

タルハーミネも、潜在的にギイを愛しているが、それは認めたくない。

なぜなら王女の沽券に係わるから。でもギイを放したくないという複雑な気持ち、、

どちらかが変わればすんなりいきそうなのに、どうにもならない愛憎のジレンマ

上田先生はそういう難しい題材をよく脚本化したと思います。

ギイは自分の出自の秘密を知り、復讐へと転じます。

その復讐の真の目的はなんだったのか、、、本当に彼が欲しているものは何だったのか。

そんな余韻を残してお話しは終わるのです。

うーん。うまく言えない・・・・

みりおファンに怒られるかもしれませんが、王女に虐げられる奴隷の役、合っています。

優しげで可愛い風貌だけど、実は心に熱いものを持っているようなイメージのみりお氏に

重なるような今回のお役。

屈辱にまみれたみりお氏の顔に、私はキュンとなりました(Mっ気?)

そこからの王女を力で屈服させるところにドキっとなりました。

二番手の芹香斗亜(ききちゃん)も、ミーマイのおじさま役からの今回青年の役で

スラリとして姿がよかった。優しさを秘める役、愛するものを守る役で

攻めのみりお氏と好対照で、際立っていました。

柚香光のタルハーミネの求婚者テオドロス。いかにもキラキラな王子で

やっぱり見栄えがいいですね~

この作品で退団のトップ娘役花乃まりあの王女もぴったりです。ただ、彼女の滑舌が

たまにセリフ聞き取りにくいところがありました。

花乃ちゃんの退団、本当に残念。せっかくみりおと息が合っていい感じになってきたのに。

 

やっぱり役が当て書きされた作品っていいなあ。こういうのが見たい!という

観客のニーズに応えてもらえてる感じで。

みりおファンのYさんは7回見る予定だそうです。7回!!強者・・・・ショックなうさぎ

私は花組は今回限りです。金色砂漠だけもう一回見たい。

 

※狩りのシーンで、撃ち落とした鳥が落ちてくるんだけど、その鳥がやけに大きくて

 気持ち悪かった(笑)

※テオドロスって最後逃げたの?

※結局あの王国は誰が継いだのだろうね・・・・


image

お正月のお花。入口ではポストカードもいただきました!