伊東順二『アンドレ・ブルトン「シュルレアリズム宣言」』
<100分で名著> 2026年8月のテキスト。
伊集院 光さんの軽妙で、思いがけない視点からの発言、
司会の阿部みちこさん。
8月はあのブルトンの「シュルレアリズム宣言(1924)」。
アンドレ・ブルトン(1896ー1966)
<解剖台の上 ミシンと雨傘とは出会ったか>
◆テキスト紹介
真実のイメージを生け捕りにせよ
『シュルレアリスム宣言』は、フランスの若き詩人、
アンドレ・ブルトンによるマニフェストで、
新しい文学と芸術のスキームを見取り図のように示してみせた。
この衝撃的な思索の跡が、二十世紀以降のアートを決定づけ、
現在にいたるまでその影響は色濃く残っている。
「シュルレアリスム」は、十五世紀のルネサンスにも比すべき、
巨大な文学・芸術運動であり、行き詰った近代からの人間復興の運動だった。
センセーショナルで、時にスキャンダラスなエピソードにも彩られた
二十世紀最大の芸術革命とはいったい何だったのか。
後世に名を残したアーティストたちの足跡を、美術評論家がたどる。

