藤沢周『言葉である。人間である。』言視舎 2020 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

藤沢 周『言葉である。人間である。』言視舎 2020

 

 

作家・藤沢周の選書そして書評。

 

その本は現在ただ今の小説、

 

社会をめぐり、

 

今でも読み継がれる古典を

 

毎月3冊、藤沢が「これは!」という

 

<強度・深度・実力>の書籍を紹介。


末尾にはその月の私的近況と時代のトピック。

 

この少ない字数でぴたっと言い留める、その妙。

 

好きな作家や読んだ本があると、うれしくなってしまう♪

 

 

 

◆本の紹介

 

芥川賞作家による渾身の読書案内 

作家・藤沢周は選書・書評の達人である!

 2013年から2019年まで、

時代と社会の様々な動きの中で社会の深層に測鉛を下ろし、書物を厳選。

ジャンルは多岐にわたり、現代においても重要なヒントとなる古典も取り上げる。

 書物の心拍に耳を澄まし、その沸点の高低に狂喜乱舞する。 

 

《新自由主義という、はしたなき競争と経済効率優先の思考にとっては、

人間本 来が持っている、言葉によって思考し、想像し、共生し、

創り上げていくという知性が、邪魔以外の何ものでもない。

…世に瀰漫する数式化、確率化できるかのようなロゴス(論理)からはみ出た、

豊饒なる言葉こそが、文学であり、人間の言葉なのである。》(「まえがき」より)