世界初演! オペラ「ナターシャ」
台本:多和田葉子
作曲:細川俊夫
昨年の夏、初演のオペラ「ナターシャ」、
新国立劇場デジタルシアターで配信されています。
演出と美術はクリスティアン・レート
映像はクレメンス・ヴァルター
もうもう、素晴らしい力作!
多和田葉子の台本がみごとで、
詩的なことばが歌となり、台詞となり、
ナターシャ(ソプラノ)はドイツ語、
アラト(メゾソプラノ)は日本語で、
他にウクライナ語など多言語が飛び交う。
どう生きればいいか、わからなくなった
ナターシャ(ウクライナ出身)と
青年アラト(日本)が、メフィストフェレスの孫(ドイツ語)に案内され、
現代の地獄めぐりをする。
その7つの地獄は 森林地獄、快楽地獄、洪水地獄、
ビジネス地獄、沼地獄、炎上地獄、旱魃地獄。
現代におけるさまざまな問題
自然破壊、気候変動、原発、戦争、娯楽、金融街などが提起される。
これらを表す映像がじつによく練られている。
アラトの山下祐賀が大健闘、歌&台詞の日本語の響くこと。
ナターシャはイルデ・レーベンス。
二人の二重唱、アリアがうつくしい。
細川作品で調性のある音楽を聴いたのは初めて(?)
台 本】多和田葉子
【作 曲】細川俊夫
【指 揮】大野和士
【演 出】クリスティアン・レート
【美 術】クリスティアン・レート、ダニエル・ウンガー
【衣 裳】マッティ・ウルリッチ
【照 明】リック・フィッシャー
【映 像】クレメンス・ヴァルター
【電子音響】有馬純寿
【振 付】キャサリン・ガラッソ
【舞台監督】髙橋尚史
【ナターシャ】イルゼ・エーレンス
【アラト】山下裕賀
【メフィストの孫】クリスティアン・ミードル
【ポップ歌手A】森谷真理
【ポップ歌手B】冨平安希子
【ビジネスマンA】タン・ジュンボ
【サクソフォーン奏者】大石将紀
【エレキギター奏者】山田 岳
【合唱指揮】冨平恭平
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
◆予告ハイライト

