皆川博子『ジンタルス』河出書房新社 2026
圧巻の皆川ワールドがここに!
ジンタルスとは琥珀(amber)のこと。
19世紀のロシア、
13世紀のバルト、
このの二つの世界が立ち現れ物語を紡ぐ。
そのなかの渦に巻き込まれ、
かぎりないほどの物語にひたるこの歓喜は、どう。
<沈んだ虹と
哀しみは
海底で
琥珀となる>
装画:伊豫田晃一
装丁:柳川貴代
◆本の紹介
皆川博子でしか描き得ない世界がここにある。
希望と物語の歓びに満ちた傑作長篇、堂々刊行!
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19世紀ロシア。伯爵に仕えながら絵画を学ぶ農奴のミーシャ。
館で「亡霊(プリーズラク)」と呼ばれている青年ステンカとの出会いから、
ペテルブルクで画才と文才を磨く道が開けるが――
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13世紀バルト。
北方十字軍に故郷リヴォニアを侵略され、家族を失った少年ジンタルス。
貴族の息子マクシミリアンの従者として遍歴の旅に出るが、復讐の念は彼を修羅の道へと導く。
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圧政と戦乱――二人の青年が辿り着いた、自由とは、表現とは、生きるとは。
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ミーシャの物語と、ミーシャが記したジンタルスの物語。
二つの物語を交錯させ、時代も国も越えて贈る、最新長篇にして最高傑作!

