千早茜『なみまのわるい食べもの』集英社
もうもう偏食、というか、
偏屈な食へのこだわり(本人にとってはゆずれない)がすごい。
この「わるい食べもの」の第4弾は
『しろがねの葉』での直木賞受賞の怒濤の日日がつづられる。
北澤平祐の装画・挿画もたっぷり。
装画・挿画:北澤平祐
装丁:川名 潤
◆本の紹介
偏屈食貴族、不惑からの「初体験」の日々。
直木賞の舞台裏、再婚、猫との暮らし
……人生の大波小波を、食を通して描く。凛としてお茶目な食エッセイ。
【内容】
――「わるい食べもの」の目指すところは、偏見や雑音に負けず、
身体に悪いとされるものでも、世の中から悪いと糾弾されても、
自分が好きなものを好きに食べる「わるいやつ」でいることだ。
だとすると、個人の食の自由が完全に認められる世の中になったら、
私の食べ方は「わるい」ものではなくなる。
それが「わるい食べもの」が終了、もしくは成仏するときだ。(本文より)
●直木賞選考の日、竹皮で包んだおにぎり…「待ち会、ふたたび」
●恋人の家族と初対面でするBBQの味…「初体験の夏休み」
●脂身が苦手で挽肉は鬼門だったが…「肉のお花畑」
●世界の神秘が膝にある…「愉快などら猫」
●最愛の姪のため、ディズニーランドの猛勉強…「姫と騎士修行」
●絢爛豪華なウィーンで魅惑のカイザーシュマーレン、
シュトルム、ターフェルシュピッツ…「安息の地」ほか
鋭い視点と繊細な描写で、
世の食いしん坊たちから熱い支持を集める人気Web連載に、
描き下ろし2篇を追加して書籍化。
北澤平祐氏の挿絵も満載! (Amazonより)
