大塚ひかり『悪い古典』淡交社 2025
<暗闇に迷う>今日、この頃。
そんな<現代で生きるために読む古典>、
<悪の力>に満ちたこの本がお勧め♪
◾️目次
・日本の生みの親が発した捨てゼリフに潜む愛と希望――『古事記』
・宇宙人のことばが人間界の真理を浮き彫りにする――『竹取物語』
・憎い女の子どもはみんな死ね! 孫を呪詛する国母の真意とは――『うつほ物語』
・誰しも必ず老いて死ぬという安らぎ――『源氏物語』
・神を試し、人を牽制するパワーワード――『今昔物語集』
・地獄を住みかと見定めた親鸞――『歎異抄』
・昔の流行歌で「期待しないこと」を再確認――『閑吟集』
・人の生き死にで嘆くのはバカ――『世間胸算用』
・非情母子の先進性 悪役は新時代のキーパーソン――『東海道四谷怪談』などなど
◆本の紹介(Amazon)
右肩下がりの現代に効く「黒い古典」
古典のネガティブに見出すこの世の希望――深い真理を易しく説く!
明るく、美しく生きる……そんな理想とは程遠い毎日。
死や老いの恐怖、憎い奴への恨みつらみ、
失恋、金欠、家族との不仲、
はたまた仕事の失敗、SNS炎上――
個人的不安と混迷の世情がからみあい、
現代はまさに末法の世、「底つき」の時代です。
本書はそんな「今」を生きるためによむ、「黒い古典」の提案。
呪詛に見出すこの世の希望、
ドス黒い感情の言語化にかくれた賢さ、
後ろ向きマインドの安らぎ、
人の生死よりも銭優先のパワフル魂……。
神々の時代から江戸の世まで、
「悪」寄りの名ゼリフが放つネガティブパワーをひもとくことで
現代人のつらさに満ちた人生を軽くする、
新・逆説の古典エッセイの誕生です。
