オペラ「ルイーズ」シャルパンティエ作曲
エクサンプロヴァンス音楽祭
2025年7月3・11日 アルシュヴェシェ劇場
NHKBSプレミアムで放送されたもの。
指揮はジャコモ・サグリパンティ
管弦楽はリヨン国立管弦楽団。
シャルパンティエはプッチーニと同時代のフランスの作曲家。
ヒロインはお針子、恋人は詩人で、
まさにプッチーニ「ボエーム」と同じ設定。
ルイーズを歌うエルザ・ドライシヒをはじめ、
歌手たちはとても聴きごたえがある。
このオペラは「いつまでも両親に子ども扱いされ、
籠の中の鳥のように愛されて苦しむルイーズの物語。」
父娘の共依存というか、近親相姦を匂わせるような演出。
そのクリストフ・ロイの演出、場所がすべての幕を通して現代の病院。
この読み替え演出、意図はそれとしても、
ごく稀にしか上演されない(日本では?)このオペラ、
もっと明解であってほしかった・・・
