仁左衛門さま、いがみの権太!
通し狂言「義経千本桜」から
木の実・小金吾討死・すし屋
これは2025年10月歌舞伎座で上演され、
古典芸能への招待で放映。
もうなんといってもにざさま、
「木の実」でのこすっからい小悪党、
荷物を取り替え、返すと油断をさせ二十両をゆすりとる。
その<目>の語ること、かたること。
すし屋での権太の忠義が活きる。
妻子を身代わりにさしだし、
その二人を見送る、その万感のおもいが切ない。
米吉のお里のまあ、かわいらしいこと♪
中村歌六の弥左衛門
中村萬壽の弥助
中村芝翫の梶原平三
市川門之助の若葉の内侍
片岡孝太郎の小せん
中村米吉のお里
尾上左近の小金吾 ほか。
◆あらすじ
物語は源平合戦の後日談で、
平維盛が実は生きており、それをかくまう鮨屋弥左衛門、
その息子であるいがみの権太ら、釣瓶鮨屋一家の悲劇が描かれる。
