この曲、ジェラール・スゼー(1918-2004)の歌唱が
私にとって、なにより愛聴しています。
スゼーはオペラ「ぺリアスとメリザンド」のゴローを持ち役にしていますが、
フランス近代芸術歌曲の最高峰ではないでしょうか。
日本にもたびたび来日しリサイタル。
ホールでのリサイタルはもちろんですが、
忘れられないのはごく小数のサロンコンサートの、
もう息づかいが感じられるほど近くで、
スゼーのやわらかな声を、
デリケートなニュアンスやゆたかな音色を、
聴くことができました!
いまも耳に残って。
その時にいただいたサインがこれ。
ピアノはアメリカ人のダルトン・ボールドウイン。