いまフランス歌曲に取り組んでいます。
フランス歌曲はフランス語の詩に
作曲された声楽曲。
ガブリエル・フォーレ(1845-1924)作曲
「優しい歌 La Bonne Chanson」作品61
フォーレ没後100年になります。
9つの歌曲からなる連作歌曲(1892∼1894年)で、
詩はポール・ヴェルレーヌの詩集「優しい歌 (全21編)」から。
<フォーレは詩の繊細なニュアンスを鋭敏に感じ、
一つ一つの曲に詩人の愛のふるえ、おののきを>
作曲した、と言われる傑作。
- 第1曲 後光に囲まれた聖女様 "Une sainte en son auréole"
- 第2曲 曙の色が広がり "Puisque l'aube grandit"
- 第3曲 白い月影は森に照り "La lune blanche luit dans les bois"
- 第4曲 僕は不実な道を歩いていた "J'allais par des chemins perfides"
- 第5曲 ほんとに、僕は怖いくらいだ "J'ai presque peur, en vérité"
- 第6曲 暁の星よ、お前が消える前に "Avant que tu ne t'en ailles"
- 第7曲 それはある夏の明るい日 "Donc, ce sera par un clair jour d'été"
- 8曲 そうでしょう? "N'est-ce pas?"
- 第9曲 冬は終わった "L'hiver a cessé"
私はこの楽譜を使っています。