緒方貞子『共に生きるということbe humane』PHP 2013年 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

緒方貞子『共に生きるということbe humane』PHP 2013年

 

 

「100年インタビュー 国際協力機構 理事長・緒方貞子」

 

NHK・BS 2011年に放送された番組の書籍化。

 

 

「100年インタビュー」は

 

100年後の日本人に

 

「ことばの遺産」として残す珠玉のロングインタビュー。

 

第一線で活躍している人物に、

 

時代を切り開く人生哲学や未来へのメッセージを存分に語ってもらう番組。

 

1回、90分。

 

 

元国連難民高等弁務官で、

 

現在国際協力機構特別顧問の緒方貞子さんのお話。

 

聞き手は三宅民夫アナウンサー。

 

 

 

◆緒方貞子さん、プロフィール(「共に生きるbe humane」より)


父は外交官、曽祖父は犬養毅元首相という家に生まれ、

 

アメリカや中国で幼少期を過ごす。

 

大学卒業後、二度のアメリカ留学を果たし、

 

結婚後は夫の仕事で大阪、ロンドンに住み、子育てをしながら、

 

国際基督教大学の非常勤講師に。

 

市川房枝の働きかけで国連公使として総会へ出席。

 

その後、多国間外交の経験を積む。

 

1991年、それまでヨーロッパの男性政治家が就いていた

 

国連難民高等弁務官に初の女性、初の学者出身者で就任。

 

冷戦集結後の宗教や民族間の対立が激化した10年間、

 

世界中の難民支援を指揮した。

 

その後、国際協力機構理事長として復興支援に尽力。


前例のない難局を乗り越えてきた日々に貫いてきた信念、

 

平和を築く哲学、国際社会での日本の役割を語る。