『源氏物語 三』新潮日本古典集成
声に出して読んでいます。
この巻は
澪標 みをつくし
蓬生 よもぎふ
関屋 せきや
絵合 えあはせ
松風 まつかぜ
朝顔 あさがほ
少女 をとめ
玉鬘 たまかづら
光源氏、帰京し政権の座を固める様が語られている巻。
この時二十八歳から二十九歳。
なによりものがたりが、ことばが
声に出して読むと、
身体をとおすので、
すこしづつ言葉が沁み込んでくるよう。
うつくしい日本語にじかに触れることが、
ひそやかで、うれしいこと。