新たな、黒い<グリム>はいかが? 『暗黒グリム童話集』講談社 2017年刊  | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

6人の作家が新たな、昏い、黒いグリムを紡ぐ。

 

6人の画家が絵画を描き下ろす。

 

 

村田喜代子×酒井駒子「手なし娘協会」


長野まゆみ×田中健太郎「あめふらし」


松浦寿輝×及川賢治(100%オレンジ)「BB/PP」


多和田葉子×牧野千穂「ヘンゼルとグレーテル」


千早茜×宇野亞喜良「ラプンツェル」


穂村弘×ささめやゆき「赤ずきん」

 

 

 

じつに凝った造本で、

 

1ページごとに紙の色が変わり、

 

それにあわせて活字のいろも

 

黒だったり、白抜きだったり、紫や緑になったり。

 

本のタイトル、作家、画家の名は金の箔押し。

 

なんとも瀟洒な本。

 

お手に取って、ご覧ください♪