あの谷崎潤一郎、
生涯に3度「源氏物語」を現代語訳にしています。
家にある「源氏物語」関連の書籍は
『谷崎潤一郎 新々訳 源氏物語』中央公論社刊 1964-1965年
全十巻と別巻。
「谷崎訳では原文の文体を生かしつつ、
原文に主語がない場合には現代語訳にも
主語を加えずに敬語の使い分けなどで
発話者が誰なのかが分かるように工夫されているなどしているため、
やや古風な訳文となっている。」と解説されています。
この「谷崎源氏」には
別巻・月報・付録があって、
さまざまな資料が付いています。