<飯塚俊男監督特集>
「プッチーニに挑む 岡村喬夫のオペラ人生」2012年制作
エネルギッシュな岡村喬夫さんの
オペラ「蝶々夫人」にかける真摯な情熱にうたれる。
「蝶々夫人」にある日本・日本人を正したい、と催した
シンポジウムにはドナルド・キーン氏、立花隆氏。
お顔、発言などなど懐かしいこと。
そして、イタリア公演に歌手&スタッフと乗り込む、が・・・
予告編はこちら
プッチーニに挑む 岡村喬生のオペラ人生 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
ナレーションは倍賞千恵子。
時をおいて同じ作品を観る、
なんて新鮮な感動を受けるのでしょう。
この映画の上映&岡村喬生コンサートの
深々としたバスの声が響いてきます。
◆岡村喬生(おかむらたかお 1931年 10月25日 - 2021年 1月6日 )
早稲田大学在学中、声の大きさが注目されてグリークラブへ。
NHK招聘の第2次イタリア歌劇団公演で唯一の日本人ソリストとして
マリオ・デル・モナコやティト・ゴッビと共演。
1959年、政府給費留学生としてイタリアに留学。
1960年イタリアのヴィオッティ国際音楽コンクール声楽部門で金賞、
フランスのトゥールーズ国際声楽コンクールで優勝した。
1966年のオーストリアのリンツ市立歌劇場、西ドイツのキール、ケルン歌劇場の専属バス。
ヨーロッパ各地でバスとして活躍した。
1979年に日本へ帰国。オペラ、執筆、講演会、テレビ番組の司会、
ドラマ、映画などで活躍し、CD、「ひげのおたまじゃくし」を出版。