マリア・カラス(1923年12月2日-1977年9月16日)
まさに20世紀を代表する最高の歌姫。
もう一度聴いたら忘れられない、
その独特な<声>、その鋭く深いソプラノ!
カラスの声は「ドラマティコ・ダジリタ」、
太く、それでいて敏捷な動きと高音までカヴァーする特別なもの。
カラスはその<声>そのもので演技をする。
オペラでの演技も言うまでもないこと。
オペラ「トスカ」二幕の
警視総監スカルビアとの凄まじい二重唱!
その切迫した迫真の場、
アリア「歌に生き、愛に生き」の苦悩、
スカルピア殺害の生々しさは言葉を失う・・・
これをFMで初めて聴いたときの衝動はいまもくっきりと。
そして購入した「カルメン」のLPレコード。
長い沈黙の後、
ジョゼッペ・ステファノとの
来日コンサートは1974年。
ひとめ観たいと、NHKホールへ駆け付けました。
今宵はカラスを偲んで・・・
こちらのブログに
ノルマ「清らかな女神よ」、椿姫「花から花へ」
ルチア「狂乱の場」、カルメン「ハバネラ」のアリアを聴くことができます。
マリア・カラスの凄さとは~生誕100年に振り返るドラマティックな人生と必聴アリア|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」 (ontomo-mag.com)