フローリアン・フォークトのローエングリン! ベルリンフィル野外ヴァルトビューネ・コンサート  | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フロリアン・フォークトです!

 

ベルリンフィルです!

 

 

ベルリン郊外、『ヴァルトビューネ』という野外コンサート会場、

 

「Wald(ヴァルト=森)Bühne(ビューネ=舞台)」は

 

森に囲まれた2万2000人も客席。

 


                ベルリンフィルハーモニーの年に1度の野外コンサートは大人気♪

 

2023年は6月24日(土)に開催。

指揮はアンドリス・ネルソンス。

 

プログラムはウエーバーから始まり、

 

ヴァーグナー、そしてリヒャルト・シュトラウス。

 

フォークトのローエングリンに客席は熱い。

 

交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》につづいて

 

ふたたびフォークトの登場。

 

野外コンサートではまれな

 

リヒャルト・シュトラウスの歌曲をうたう。

 

おりしも夕暮れ時、空の色合いはふかまり夜へと。

 

コンサートは盛り上がり、

 

フォークトはアンコールの《ベルリンの風》では

 

ホルン奏者になってオーケストラへ♪

 

お客様、スタンディング・オベーションで、

 

蝋燭や花火を灯したり、

 

手拍子と口笛が入り乱れて、もうもう熱狂!

 

たっぷりと楽しい、夏の夜のコンサート。

 

2023年 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 野外コンサート(ヴァルトビューネ)

 

指揮 アンドリス・ネルソンス

演奏 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 

■演目■

☆カール・マリア・フォン・ウェーバー

《魔弾の射手》序曲 op.77

《魔弾の射手》よりレチタティーヴォとアリア「この苦しみは希望を奪い~森を通り、野を越えて」

  テノール:クラウス・フロリアン・フォークト

 

☆リヒャルト・ワーグナー

《ローエングリン》第3幕への前奏曲

《ローエングリン》よりグラールの物語「はるかな国へ」

  テノール:クラウス・フロリアン・フォークト

《ローエングリン》より「愛しい白鳥よ」

  テノール:クラウス・フロリアン・フォークト

 

☆リヒャルト・シュトラウス

交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》op.28

6つの歌曲 作品17第2曲《セレナード》op.17-2

5つの歌曲 作品48第1曲《懐かしい面影》op.48-1

4つの歌曲 作品27第2曲 《ツェツィーリエ》op.27-2

  テノール:クラウス・フロリアン・フォークト

《ばらの騎士》組曲 op.59

あすの朝 作品27第4 リヒャルト・シュトラウス 作曲
べルリンの風 パウル・リンケ 作曲

 

  収録:2023年6月24日 ワルトビューネ野外音楽堂(ベルリン)

 

 

◆指揮 アンドリス・ネルソンス

2014年からボストン交響楽団の15代目の音楽監督に就任し、

2016、2017年にグラミー賞を連覇し、2019年にも3度目の受賞。

2017年からライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団の楽長(カペルマイスター)も兼任し、

2020年にはウィーンフィル・ニューイヤーコンサートを指揮。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆クラウス・フロリアン・フォークト。

ホルン奏者からテノール歌手へ。

2008年の『マイスタージンガー』でのバイロイト・デビューに続き、

2011年に『ローエングリン』に登場。ドラマティック・テノールで、

ローエングリンといえばフォークトといわれるほどの最高のワーグナー歌手。

2012年にはドイツのクラシック音楽賞であるエコー・クラシック年間最優秀歌手にも選出