圧巻の群響!! <音の曼陀羅>「トゥ―ランガリラ交響曲」 @高崎芸術劇場 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

群馬交響楽団

第588回定期演奏会 2023年5月27日(土)

@高崎芸術劇場

 

モーツァルト 交響曲第32番ト長調k318

 

メシアン トゥランガリーラ交響曲

 

 

ピアノ 児玉 桃

 

オンドマルトノ 原田 節

 

指揮 高関 健

 

 

 

プログラムは

 

モーツァルトの「交響曲第32番ト長調」と、

 

メシアンの「トゥーランガリラ交響曲」。

 

 

モーツァルトの輝かしいシンフォニーのあと

 

20分の休憩。

 

いよいよお待ちかねのメシアン。

 


高崎芸術劇場の大劇場は4年前にオープン。


 木のぬくもりのあるよく響くホールで、

 

この劇場空間で聴くコンサートはまさに音楽の愉しみ♪

 

今回は大編成の大曲なので2階席に。

 群響が「トゥーランガリラ交響曲」を演奏するのは2度目とのこと。

 

 

指揮は高関健。元音楽監督(現・名誉指揮者)

 

もうもうすさまじい集中、緊張をはらみ、

 

緻密で濃厚、

 

このメシアンの曲はまさに<音の曼陀羅>。



 ピアノは児玉桃、オンド・マルトノは原田節。

 

この曲にはかかせないおふたり。

 

児玉桃のピアノは鋭利にして重厚。

 

この大編成(100人以上)のオーケストラを

 

切り込み、リードしてゆくアグレッシブな演奏。

 

ここに絡まるオンド・マルトノの宇宙的ともいっていいような音色。

 

メシアンを、オーケストラを、ピアノを、オンド・マルトノを

 

浴び続けた80分!

 

ただただ、音をただよって・・・

 

 

 

休憩や終演後はオンド・マルトノの撮影タイムでした(笑)
 

そういえば、ピアノの調律を開演直前までやっていました。

    

 

 

メシアン トゥランガリーラ交響曲

 

第1楽章 序章 

 

第2楽章 愛の歌1 

 

第3楽章 トゥーランガリラ1

 

 第4楽章 愛の歌2 

 

第5楽章 星たちの血の喜悦 

 

第6楽章 愛のまどろみの庭

 

 第7楽章 トゥーランガリラ2

 

 第8楽章 愛の敷衍 

 

第9楽 トゥーランガリラ3 

 

第10楽章 終曲