祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、この『平家物語』上中下巻 <音読>で4回目を終了♪ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『平家物語』、上中下三巻になっています。

新潮日本古典集成、清水一校注によるもの。


 祇園精舎の鐘の声、

 諸行無常の響きあり



このあまりに有名な序から、平家断絶まで。

帯には<「この一門にあらざらん者は人非人たるべし」

栄華の絶頂に達した平家一門。

横暴を極める平清盛に、以仁王が謀叛を企て、

宇治で激烈な橋合戦が行なわれる>。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




能、歌舞伎など平家からの演目が多く、

いつかは読まなくては・・・でしたが、

読み始め、

上中下巻、4回目が終りました!?


『平家物語』は黙読でなく、

声に出して「音読」しています。

<声>にすることで<語りもの>である

『平家物語』をしみじみと体感・実感しています。



戦いに挑むその装束、合戦のもよう、

「小督」や「義王、義女」「建礼門院」など

哀切極まる物語などまさに語りものの傑作。


清水一先生の精緻な注に助けられ、

時代、その背景など

すこしづつ、すこしづつ平家に親しくなって♪