ダルトン・ボールドウイン先生による
声楽家&ピアニストのためのフランス歌曲公開レッスン、
2019年11月11日、3年前の今日でした。
いまでも活き活きと歌曲についてのお話しされ、
エネルギッシュに指導されて、
ピアノを弾かれる姿が目にくっきりと。
なんとこの1ヵ月に旅立たれるとは・・・
その公開レッスンのブログをこちらに。
ダルトン・ボールドウィン先生による
声楽家とピアニストのための
公開レッスンを聴講しました。
二期会フランス歌曲研究会で毎年催される
ボールドウイン先生の特別講習会で、
今回は「ショーソンとシャブリエ」。
ボールドウイン先生、なんとジュラール・スぜー(バリトン)との
初来日から60年目にあたり、
今年12月には88歳をむかえられる、とのこと。
レッスンはとてもなごやか。
全ての歌曲の楽譜(歌&ピアノ)を暗譜されておられる。
その一言のアドバイスでがらっと歌がかわってくる。
ときおり実際にピアノを弾かれ、
そのフレーズの鮮やかなこと。
一音一音がきらきらと降り注ぐ。
ショーソン
ショーソンは「蜂雀」「蝶々」「ナニー」と
「愛と海の詩」から「愛の詩」。
シャブリエ
シャブリエは「小さなあひるたちのヴィラネル」
「ジャーヌのための歌」「ありったけの花!」「リード」。
◆ダルトン・ボールドウィン
1931年アメリカ、ニュージャージー生まれ。
ジュリアード音楽院とオバーリン音楽院でピアノと室内楽を学んだ後、
パリでナディア・ブーランジェとマドレーヌ・リパッティに学んだ。
歌曲の伴奏ピアニストとして半世紀以上にわたって、
ジェラルド・ムーア、エリー・アーリンク(ソプラノ)などと共演。