「自由さ、謙虚さ、厚かましさ!」現代音楽作曲家 藤倉大『どうしてこうなっちゃったか』早すぎる自伝 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『どうしてこうなっちゃたか』幻冬舎

 

現在ただいま、

 

「世界でもっとも演奏機会が多い」

 

現代音楽作曲家 藤倉大の

 

エッセイ集<早すぎる自伝>。

 

 

藤倉大は1977年生まれ。現代音楽作曲家。大阪府摂津市出身

 

1993年、15歳で単身、イギリスに渡り、在住。

 

数多の作曲コンクールで優勝。

 

19年公開の映画「蜜蜂と遠雷」(恩田陸原作)の音楽でご存知では。

 

 

その幼少期からどのようにして、

 

作曲家になっていったか、

 

闊達で、のびやか、強度の心臓で

 

描かれるそのエピソードの数々。

 

もう445ページの本を一気に読んでしまいました(笑)

 

 

オペラ「アルマゲドンの夢」は2020年に上演。

 

BSプレミアムで放映され、ご覧になったかも。

 

 

 

 

◆「どうしてこうなっちゃたか」目次

序章 最初から作曲家だった
第1章 何用あって、ドーヴァーへ!?/
第2章 ビジネスはビジネス!
第3章 「指くるくる+5」の罰
第4章 「音楽と、(多分)セックス」の真相
第5章 邪魔な絶対音感、その生涯唯一の恩恵
第6章 Aレベルと、あっけない大学受験
第7章 大学入学と、師ダリルとの出会い
第8章 初日「君はもう来なくていい」と
第9章 ホット・トラックな日々......ダリルの白熱教室
第10章 20歳、国際作曲コンクール優勝のあとさき/
第11章 ボーイ・ミーツ・ガール
第12章 善は急げの超スピード婚
第13章 卒業試験はオペラの上演で
第14章 奨学金はゼロいくつで?
第15章 瞑想? 迷走! 冴えない大学院時代
第16章 なにも知らずに邦楽器の曲を手がけた
第17章 どうせ演奏されない曲なんだから
第18章 2003年、僕の東京物語
第19章 一体あなたは誰なんでしょう?
第20章 憧れの人、理想の師、伝説の人
第21章 ブーレーズ魔法の言葉
第22章 寒すぎる10月と、僕の親密な彼女たち
第23章 「情熱大陸」の情熱と、山田和樹君とのシンクロニシティ
第24章 外出禁止令と仕事禁止令
第25章 2人のマイ・グレイト・ヒーローズ
第26章 宙ぶらりんと無収入はオペラより劇的!?
第27章 アルマゲドンの過ごし方
最終章 家 族 樹の小枝
あとがき

 

 

 

 

◆藤倉大 プロフィール

1998年、セロツキ国際作曲コンクールで史上最年少の第1位他、

日本でも3度の尾高賞(2009年、15年、19年)、

芥川作曲賞(09年)を含む数々の作曲賞を受賞。

主な作品:オペラ「ソラリス」(2014年)、

「アルマゲドンの夢」(2020年)、

管弦楽曲「レア・グラヴィティ」(2013年)

「グロリアス・クラウズ」(2016/17年)など。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ssいさ