円をモチーフとした抽象画家、
オノサト・トシノブ(1912-1986)の
生誕110年になります。
群馬県桐生市で制作を続け、
国際的に活躍した作家です。
初期の油彩や水彩画から、
独自の抽象絵画から晩年の作品を展示。
すべてこの館所蔵作品で構成されています(!)。
その幾何学的な画面から、
心地よいリズム感、
そこにひろがる精緻な、微細をきわめてゆくと
虚空の空間へただようような・・・
なにか曼荼羅をおもったり。
「オノサトの抽象絵画は、単色で塗りつぶされた円(丸)に
水平線、垂直線を組み合わせて画面を構成する「ベタ丸」から、
画面全体を幾何学図形で分割し、
色彩を緻密に塗り分けることで
円を浮かび上がらせる「分割円」へと展開」
と、館のホームページでの紹介されて。
2022年8月28日まで。
(ネットの画像からお借りしました)