嗚呼、麗しき「うるわしき薔薇展」 @群馬県立近代美術館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

《ロサ・ケンティフォリア・フォリアケア》1820年

 

 

 

 

「うるわしき薔薇展 ルドゥーテ『バラ図譜』を中心に」

 

を観てきました。

 

 

ピエール゠ジョゼフ・ルドゥーテ(1759-1840)の

 

 『バラ図譜』は169種のバラをすべて自身で描き、

 

多色刷銅版で出版し、

 

もっとも美しい植物図鑑といわれているとか。

 

 

今回はそのなかから選りすぐりの120点を展示。

 

華麗な薔薇、

 

清楚な薔薇、

 

ありとある薔薇が精緻にして、

 

豊麗な色彩と鋭利で気品のある線で描かれて。

 

その中には、日本、中国からの薔薇も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真家石内都の「Naked Rose」22作品。

 

 

薔薇のはなびら、

 

大きく引き伸ばされ画面。

 

雫をたたえ、

 

かさなりあう花びらのなんと

 

たけだけしく、

 

生命力にあふれていることか。

 

 

 

もうもう、薔薇を堪能しました。

 

 

 

2022年8月28日(日)まで

 

 

 

うるわしき薔薇—ルドゥーテ『バラ図譜』を中心に - 群馬県立近代美術館 (pref.gunma.jp)

 

 

 

 

 

 

 

ピエール゠ジョゼフ・ルドゥーテ《ロサ・ケンティフォリア・フォリアケア》1820年
『バラ図譜』(1817-24年)より  多色刷点刻銅版(手彩色補助)・紙 

コノサーズ・コレクション東京