《ロサ・ケンティフォリア・フォリアケア》1820年
「うるわしき薔薇展 ルドゥーテ『バラ図譜』を中心に」
を観てきました。
ピエール゠ジョゼフ・ルドゥーテ(1759-1840)の
『バラ図譜』は169種のバラをすべて自身で描き、
多色刷銅版で出版し、
もっとも美しい植物図鑑といわれているとか。
今回はそのなかから選りすぐりの120点を展示。
華麗な薔薇、
清楚な薔薇、
ありとある薔薇が精緻にして、
豊麗な色彩と鋭利で気品のある線で描かれて。
その中には、日本、中国からの薔薇も。
写真家石内都の「Naked Rose」22作品。
薔薇のはなびら、
大きく引き伸ばされ画面。
雫をたたえ、
かさなりあう花びらのなんと
たけだけしく、
生命力にあふれていることか。
もうもう、薔薇を堪能しました。
2022年8月28日(日)まで
うるわしき薔薇—ルドゥーテ『バラ図譜』を中心に - 群馬県立近代美術館 (pref.gunma.jp)
ピエール゠ジョゼフ・ルドゥーテ《ロサ・ケンティフォリア・フォリアケア》1820年
『バラ図譜』(1817-24年)より 多色刷点刻銅版(手彩色補助)・紙
コノサーズ・コレクション東京