瀟洒で贅沢な詩画集♪ アポリネールの「動物詩集」、デュフィの版画、そして訳は堀口大學 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギヨーム・アポリネール『動物詩集』

お読みになりましたか?


関容子著『日本の鶯』第八章に

「アポリネールのこと」があって、

この本のことがでています。

むろん堀口大學による訳。



大學は1925年に第一書房から出版。

この『動物詩集』は1976年に再び訳された著作で、

ラウル・デュフィーの木版さし絵が原寸大で1ページ

大學の訳詩が1ページという贅沢なつくり。

瀟洒な詩画集です。

 

 

 

 

 

 







出版社は求龍堂

ページ数 86p

サイズ 28cm


訳詩の洗練されたこと、

初めから日本語で堀口大學によって書かれた詩のよう。



この「動物詩集」から6篇を

フランシス・プーランクが作曲しています。

 

エスプリが効いて、ちょっと皮肉だったり、

 

面白い歌曲で、

好きでよく歌っています♪