1982年イタリアで制作された
オペラ映画「リゴレット」を録画で観ました。
パヴァロッティ、グルベローヴァ、ヴィクセルという豪華キャスト!
監督、演出家はポネル。
華麗にして、見事なオペラ映画!
ドゥカーレ宮殿、テアトロ・ファルネーゼといった、
実際の北イタリアに現存する歴史的な建物を
使用して撮影が行なわれたとか。
その豪奢なこと、
圧倒的です。
壁画「巨人族の没落」が描かれた“巨人の間”や“馬の間”を
颯爽と闊歩するパヴァロッティ!
その若々しい、
その輝くばかりのテノールを存分に響かせて圧巻。
タイトル・ロールのリゴレットはイングヴァール・ヴィクセル。
性格を掘り下げた役つくりは見事。
この映画ではモンテローネ伯爵も演じており、
まったく別人としか思えません。
ジルダはエディタ・グルベローヴァ。
清純なジルダを完璧なコロラトゥーラで歌う。
もうもう眼福、耳福のオペラ映画でした。
マントヴァ伯爵・・・ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
リゴレット・・・・・イングヴァール・ヴィクセル(バリトン)
ジルダ・・・・・・・エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
原作:ビクトル・ユーゴー
監督:ジャン=ピエール・ポネル
指揮:リッカルド・シャイー
演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:ウィーン国立歌劇合唱団