「ああ。これはなんという美しい憂鬱だろう ムットーニのからくり文学館」 @前橋文学館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

自動からくり人形作家

 

ムットーニ(武藤政彦)による

 

<人形と機械装置による光と闇、

 

音楽と語りによる幻想>の世界を

 

観に前橋文学館へ。

 

 

萩原朔太郎の詩

 

「殺人事件」「風船乗の夢」など

 

作品も多く、

 

今回は新作「アンダー・ザ・ウッズ」も展示され、

 

これは朔太郎の「恐ろしく憂鬱なる」から。

 

 

登場人物、美術、照明、音楽

 

ときにはムットーニ氏のよる詩の朗読も。

 

この幻想のからくり劇場、

 

すべてのことを氏、おひとりでやられています。

 

 

その精密な設計図も展示されて。

 

 

各作品の上演時間のタイムテーブルがあって、

 

ひとつの作品をじっくり観ることができます。

 

 

ムットーニからくり劇場をご覧になるときは

 

どうぞ、ゆったりと時間をとってくださいませ。

 

 

 

◆前橋文学館

 

◆2021年10月9日(土)~2022年1月16日(日)

 

 

 

 

 

 

 

 


 
◆ムットーニ(武藤政彦)
1956年神奈川県横浜市に生まれる。

1979年創形美術学校研究科修了。

1980年代半ばより、油彩画と並行し立体作品の制作を始める。

音と光と人形達の織りなす幻想的な作品世界が高い評価を受け、

全国で大規模なイベントを開催。

 

近年の主な展覧会に「蜘蛛の糸」(2016年、豊田市美術館、愛知)、

「ムットーニ・パラダイス」(2017年、世田谷文学館、東京)、

「ムットーニワールド からくりシアターⅣ」(2018年、八王子市夢美術館、東京)、

「ムットーニシアター in HANKYU」(2019年、阪急うめだホール、大阪)、

「ムットーニからくりシアター展~機械仕掛けのパラダイスへようこそ~」

(2020年、藤枝市郷土博物館・文学館、静岡)、

「ムットーニのオルゴールシアター」(2020年、六甲オルゴールミュージアム、兵庫)など。