ダダイスト・萩原恭次郎、お読みになりますか? その詩碑、利根川の河畔に♪ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

萩原恭次郎の詩碑、

利根川の河畔にあって

 

(恭次郎の生家の近く)、

この小路の桜並木はみごとです。

 

いまは桜黄葉が散り敷いて。




 汝は 山河と 共に生くべし

 汝の名は 山岳に 刻むべし

 流水に 画くべし

 

 

 

 

 

印象的な詩碑のデザインは

 

恭次郎 詩集『死刑宣告』から。

 

 

 

 

 







碑文は昭和13年の作。

書は友人高橋元吉(詩人)によるもの。

昭和34年4月に建立され、

この年は恭次郎没後20年。

 

 

 

 

◆萩原 恭次郎 (はぎわら きょうじろう)

 

 1899年 ( 明治 32年) 5月23日 - 1938年 ( 昭和 13年) 11月22日 )

 

大正・昭和時代の 詩人 。 

 

群馬県勢多郡南橘村(現前橋市)生まれ。

 

 

大正末期の芸術革命の先頭に立ち、

 

はじめは ダダイスト として活動したが、

 

のち アナーキズム 運動に傾倒。 

 

若くしてこの世を去った。

 

 詩集『 死刑宣告 』、

 

詩篇「もうろくずきん」「亜細亜に巨人あり」