「御作、好きです。
選びぬかれた表現も、その身にあるものも」。
この帯文は<小説の女王>といわれている
小説家・皆川博子さん。
もうもう敬愛の皆川さんにこの帯をいただけたこと、
なによりのはなむけでした。
さらに今年7月に刊行された
皆川博子著『皆川博子随筆精華 Ⅱ』河出書房新社の
<推薦文>のコーナーに
句集『月球儀』が載っているではないですか!?
1ページに書名・著者と書影という贅沢なレイアウト!
「非常に奇妙な現実執着(しゅうじゃく)者、
奇妙に意地悪い洞察者というか、
どこかひねくれ たと思えるほどに
その美意識が常識とは違っている。
混沌(カオス)をみとどけていこうとする作者である」。
そして我が師、金子兜太先生のユニークな一文。
お二人からいただいた
珠玉の言の葉で、
句集をつつんでいただきました。