山本掌 句集『月球儀』のカバー。
装画・扉・題字は気鋭の伊豫田晃一さんの
「ヴァンパイア・トリプティク」の三連画。
その三連画を活かすよう
装画に、扉、と装幀をしてくださったのが、
司修さん。
表紙(カバーをとった本)
表紙の<月>は司さんのデザインです。
黒に白抜きで
句集名・著者・出版社が置かれています。
伊豫田晃一「ヴァンパイヤ・トリプティク」の中が、
左ページに。右は黒。
画がくっきりとして。
「ヴァンパイア・トリプティク」左を置き、
句集名・著者を右ページに。
造本をご存知の方は
「えッ!?」と思われるかも。
通常ですと扉は左、
そこに句集名などが置かれます(大胆!?)。
この「ヴァンパイア・トリプティク」を
連続している作品として、
あえてこのように造られた司さん。
司修さんは画家で作家、そして装幀家のベテラン。
お二方により、
句集を飾っていただくことができました。
印象的な、インパクトのある
表紙になったのでは。