葉鶏頭、あざやかな立ち姿♪ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉鶏頭、

 

この季に

 

色あざやかな立ち姿。

 

 

 

葉鶏頭は、ヒユ科の一年草で、

 

古く平安時代に中国から渡来したとか。

 

 あの『枕草子』にも

 

「わざととりたてて、

 

人めかすべくもあらぬさまなれど、

 

かまつかの花、ろうたげなり」と

 

清少納言は書いています。

 

 

この「かまつか」が葉鶏頭のことで、

 

ほかにも「雁来紅」とも。