宮本益光の語り! 劇音楽「エグモント」ベートーヴェン作曲 下野竜也・広島交響楽団公演 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベートーヴェン生誕250年の今年、

このコロナ禍、日本各地のオーケストラが

ベートーヴェンの交響曲を上演。

劇音楽「エグモント」を

 

下野竜也指揮・広島交響楽団の

演奏を録画で聴きました。


「エグモント序曲」はもうオーケストラの

公演ではもう定番と言っていいほど

よく演奏される曲。

劇音楽「エグモント」全曲はなかなか聴く機会がありません。


下野指揮・広島交響楽団、この序曲で

まさに死刑台への歩みを思わせる重厚さで始まり、

エグモントをバリトンの宮本益光が<語り>ます。

この語り、情感にあふれ、

緻密に構築され、

ひとつひとつの言葉を身体に落とし込み、

内奥をとおして、ぐぐっと観客に迫ります。


宮本益光さんの舞台で非常に感銘をうけたのが、

オペラ「金閣寺」の溝口(2015年 神奈川県民ホール)。

指揮・下野竜也、演出・田尾下哲で、

金閣炎上のシーンは圧巻でした。



 ◆オペラ「金閣寺」 溝口:宮本益光

オペラ「金閣寺」 @神奈川県民ホール | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ (ameblo.jp)
  




この「エグモント」見逃した方は

NHKBSで1月17日(日)に放映されますので、どうぞ。



下野 竜也指揮  広島交響楽団演奏会

<曲 目>


序曲「レオノーレ」第2番 作品72 ベートーベン 作曲


エグモント 作品84 ベートーベン 作曲


(アンコール)歌劇「フィデリオ」第1幕から 行進曲 ベートーベン 作曲



<出 演>


ソプラノ(クレールヒェン):石橋栄実


語り(エグモント):宮本益光


管弦楽:広島交響楽団


指揮:下野竜也



収録:2020年10月17日 上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール)


◆劇音楽「エグモント」
  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B0%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%88_(%E5%8A%87%E9%9F%B3%E6%A5%BD)