<愛の詩人 小山正孝>、ご存知でしょうか? 「感泣亭秋報 十五」 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<愛の詩人 小山正孝・おやままさたか>

1916年〈大正5年〉 - 2002年〈平成14年〉は詩人。

そして 中国文学者。

「四季」「山の樹」「文学館」同人。

関東短期大学教授。 丸山薫賞受賞。


<詩人 小山正孝>を顕彰して、

毎年忌日の11月13日に刊行される「感泣亭秋報」。

その十五号がこのほど手元に届きました。

充実の誌面は年々分厚くなってゆき、

今年は227ページ!

この号は没後大量に発見された詩の原稿を

『未刊ソネット集』として編纂し、上梓されました。

立原道造の影響を受けていましたが、

これほどソネットという詩形で多くの詩を

書いた詩人は

小山正孝だけかもしれません。

「未刊ソネット集」の詩、その特集です。

新たに発見された正孝の詩も載っています。

 

 

 

 

 

 

小山正孝『未刊ソネット集』


今回この「感泣亭秋報 十五」に私も参加。

「未刊ソネット集」の詩を

鑑賞するという原稿を寄せています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



精緻に書かれた評論や

新発見の正孝詩への論考、

第二の特集は「立原道造をつなぐ」

読み応えたっぷりの「感泣亭秋報 十五」です。