<愛の詩人 小山正孝・おやままさたか>
1916年〈大正5年〉 - 2002年〈平成14年〉は詩人。
そして 中国文学者。
「四季」「山の樹」「文学館」同人。
関東短期大学教授。 丸山薫賞受賞。
<詩人 小山正孝>を顕彰して、
毎年忌日の11月13日に刊行される「感泣亭秋報」。
その十五号がこのほど手元に届きました。
充実の誌面は年々分厚くなってゆき、
今年は227ページ!
この号は没後大量に発見された詩の原稿を
『未刊ソネット集』として編纂し、上梓されました。
立原道造の影響を受けていましたが、
これほどソネットという詩形で多くの詩を
書いた詩人は
小山正孝だけかもしれません。
「未刊ソネット集」の詩、その特集です。
新たに発見された正孝の詩も載っています。
小山正孝『未刊ソネット集』
今回この「感泣亭秋報 十五」に私も参加。
「未刊ソネット集」の詩を
鑑賞するという原稿を寄せています。
精緻に書かれた評論や
新発見の正孝詩への論考、
第二の特集は「立原道造をつなぐ」
読み応えたっぷりの「感泣亭秋報 十五」です。