作曲家・野澤美香が映像作品を創りました!
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「アートにエールを!」東京プロジェクト(個人型)
東京都の芸術支援文化活動の一環。
タイトルは「Air bag」、
音楽は無論のこと、
プログラミング、
映像(動画が初めて!?)を
ひとりで手掛けた作品。
意欲作です!
水のさまざまな表情のゆたかなこと、
土塊の思いがけないうつくしさ、
画像の人物は本人。
音に耳を傾け、どうぞ、ご覧ください。
◆作家のメッセージはこちら。
「AirBag」
公開日 2020.09.04
ひとくち水を飲む。
深く息を吸う。
そうやって暮らしてきた。
それだけでよかったはずだった。
でもどうだろう?
いつのまにか水は怒り足元を侵食し、
何もかも洗い流そうと動きはじめた。
そしてコロナ禍にあっては自然な呼吸をも封じ込められ、
inもoutも立ち行かない。
生きていくために不可欠だったものが変容し
困難な日々の中で求める救済。
その象徴としてライフジャケット(救命胴衣)をモティーフに
「AirBag」と名をかえてタイトルにした。
ひとくち水を飲む、深く呼吸する。
この作品はそこへもどるための強い願いと、
自分へのアラートとして、ある。
◆野澤美香
国内外からの楽曲委嘱をはじめ、数々のフェスティバルから招聘。
バッハ没250年記念ICC国際作曲コンクール第2位受賞、
NY「Music from Japan 1960年代生まれの日本の作曲家6人」に選出され公演、
Civitella Ranieri財団(イタリア)のフェローシップにより
招待芸術家として渡伊など海外での活動も多い。
また現代音楽の語法を下敷きにジャンル間を横断するユニークな作風で
映画/映像、ダンス/演劇/パフォーマンスなどの舞台音楽を中心に
TVドラマやCM、ゲーム音楽なども手がけている。
先鋭的なアーティストの「ソロ」にこだわる公演をプロデュースする
「パフォーマンス東京 」主宰