作曲家・野澤美香「AirBag」映像デビュー 「アートにエールを!」 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作曲家・野澤美香が映像作品を創りました!

 

 

 https://cheerforart.jp/detail/5118?fbclid=IwAR0DUL6kiKI8zXpQ2MNF0_woK5qMKq0-cp7HtvG6TLTy5bP17gxLMRcbSow



「アートにエールを!」東京プロジェクト(個人型)

東京都の芸術支援文化活動の一環。


タイトルは「Air bag」、

音楽は無論のこと、

プログラミング、

映像(動画が初めて!?)を

ひとりで手掛けた作品。

意欲作です!


水のさまざまな表情のゆたかなこと、

土塊の思いがけないうつくしさ、

画像の人物は本人。

音に耳を傾け、どうぞ、ご覧ください。
 



◆作家のメッセージはこちら。

 「AirBag」
                   公開日 2020.09.04


ひとくち水を飲む。

 

深く息を吸う。

 

そうやって暮らしてきた。

それだけでよかったはずだった。

でもどうだろう? 

いつのまにか水は怒り足元を侵食し、

何もかも洗い流そうと動きはじめた。

そしてコロナ禍にあっては自然な呼吸をも封じ込められ、

inもoutも立ち行かない。

生きていくために不可欠だったものが変容し

困難な日々の中で求める救済。

その象徴としてライフジャケット(救命胴衣)をモティーフに

「AirBag」と名をかえてタイトルにした。

ひとくち水を飲む、深く呼吸する。

この作品はそこへもどるための強い願いと、

自分へのアラートとして、ある。




 ◆野澤美香
国内外からの楽曲委嘱をはじめ、数々のフェスティバルから招聘。
バッハ没250年記念ICC国際作曲コンクール第2位受賞、
NY「Music from Japan 1960年代生まれの日本の作曲家6人」に選出され公演、
Civitella Ranieri財団(イタリア)のフェローシップにより
招待芸術家として渡伊など海外での活動も多い。
また現代音楽の語法を下敷きにジャンル間を横断するユニークな作風で
映画/映像、ダンス/演劇/パフォーマンスなどの舞台音楽を中心に
TVドラマやCM、ゲーム音楽なども手がけている。
先鋭的なアーティストの「ソロ」にこだわる公演をプロデュースする
「パフォーマンス東京 」主宰