七夕・たなばた | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八日はや棚機津女の解かれて                掌

 

        (たなばたつめ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆七夕
 星祭・星祝い・星迎え・星今宵・七夕竹・七夕流し
 二星(にせい・じせい)・牽牛・彦星・織女・織姫
 鵲の橋・貸小袖・七夕紙・願いの糸・梶の葉
 茄子の馬・たなばた馬・硯洗い・机洗い

陰暦七月七日。


中国の牽牛・織女の伝説と

わが国の棚機津女(たなばたつめ)の
信仰が合流した習俗。


今日では陽暦七月七日や八月七日に行うことが多い。

鵲は伝説で、七夕の夜、

 

天の川に橋を渡すといわれている。


願いの糸は七夕竹に吊るした五色の糸で、


これに願い事を託す。

梶の葉に歌を書いて、星に手向ける風習がある。

七夕の前日には硯や机を洗い、文筆の上達を願う。


秋の季語。