埴輪からスバルまで♪ 上州の歴史です。 @群馬県立歴史博物館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 


「お時間があるようでしたら、常設展をご覧ください」と

学芸員の方から声をかけられて、埴輪に対面いたしました。

上州の遺跡、奈良につぎ大量に発掘されています。

綿貫観音山古墳は歴史博物近く、

前方後円墳長いところ100メートル、

盗掘にあわず、発掘された埴輪や装飾品など完全な姿。

すべて国の重要文化財になっている、とか。

あの空洞になっている眼(まなこ)に惹かれました。

さすが群馬、馬の埴輪160センチはありそう、

その大きさにびっくり。



上毛(じょうもう)三碑(7、8世紀建立)の

多胡碑、山上(やまのうえ)碑、金井沢碑は

ユネスコ「世界の記憶」に。

 

 

 

 

 



新田氏など武家の変遷(ジオラマや映像など詳細です)、

甲冑などがあって、近代へ。



あの富岡製糸場の登場。

糸を横浜に運ぶため、利根川の水運そして鉄道。

高崎線は日本で三番目にできた鉄道です。

 

 

 

 

 

 

 



戦後、中島飛行場は自動車のスバルへ。

てんとう虫の愛称のスバル360、実物が展示されています。



高崎の戦後を物語るうえでかかせないのが、

群馬交響楽団。

1947年アマチュアの楽団から出発。

映画「ここに泉あり」、ご覧になりましたか?

岸恵子主演、あの作曲家山田耕筰氏が指揮をしています。

ラストシーン、楽団員がおのおの楽器をかついで、

峠越えをしていましたが、

そのころのティンパニーが!

なかなか充実した展示で、

<上州>を堪能できました。

 

◆群馬県立歴史博物館 常設展
  http://grekisi.pref.gunma.jp/exhibition.html

(画像は歴史博物館ホームページよりお借りしました)