ショーソン
ダルトン・ボールドウィン先生による
声楽家とピアニストのための
公開レッスンを聴講しました。
今回は「ショーソンとシャブリエ」。
なんとジュラール・スぜー(バリトン)との
初来日から60年目にあたり、
今年12月には88歳をむかえられる、とのこと。
レッスンはとてもなごやか。
全ての歌曲の楽譜(歌&ピアノ)を暗譜されておられる。
その一言のアドバイスでがらっと歌がかわってくる。
ときおり実際にピアノを弾かれ、
そのフレーズの鮮やかなこと。
ショーソンは「蜂雀」「蝶々」「ナニー」と
「愛と海の詩」から「愛の詩」。
シャブリエ
シャブリエは「小さなあひるたちのヴィラネル」
「ジャーヌのための歌」「ありったけの花!」「リード」。
◆ボールドウィン 1931年アメリカ、ニュージャージー生まれ。
ジュリアード音楽院とオバーリン音楽院でピアノと室内楽を学んだ後、
パリでナディア・ブーランジェとマドレーヌ・リパッティに学んだ。
歌曲の伴奏ピアニストとして半世紀以上にわたって、
ジェラルド・ムーア、エリー・アーリンク(ソプラノ)などと共演。